「ひふみプラス」が急拡大 ここ半年の人気投信

日経マネー

写真はイメージ=123RF
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今回は、過去6カ月間(2018年1月末時点)における投資信託の資金純流入額ランキングを取り上げる。

首位は「ひふみプラス」。近年、地方銀行などの販路が増えたのに加え、数少ない「つみたてNISA(少額投資非課税制度)」対象のアクティブ型投信であることも後押しし、規模を急拡大させている。

同投信は今回のランキングの中では唯一、投資初心者がNISAを通じて中長期的な資産形成をするのにふさわしいとR&Iが考える「NISAスクリーニング」(2018年版)の基準も満たす。

ひふみプラスの推移

では、他の投信はどんな面でこの基準を満たさなかったのか。例えば、2位の「グローバル・ロボティクス~」などのテーマ型投信は、足元で旬な投資テーマに基づいた商品であり、長期的な資産形成には向かない。地政学リスクなど予期せぬリスクが大きい新興国関連の投信も、初心者向きではないだろう。こうした分類に属する投信は全て対象外となる。

複数資産で構成するバランス型投信はスクリーニング基準に合うものの、今回上位に入った「JPMベスト・インカム」「スマート・ファイブ」は共に毎月分配型のため対象外だ。分配金を頻繁に受け取ると運用資産が成長しづらく、再投資する場合でも、新たに非課税枠を使ってしまうデメリットがある。

こうした点を考慮し、自分なりの尺度を持って選ぶことが大切だ。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2018年5月号の記事を再構成]

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