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投資道場

トレンドは「ロボアド+専門家」 先進国の米国でもロボアドバイザーを学ぶ(下)

2018/3/23

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写真はイメージ=PIXTA
写真はイメージ=PIXTA
これまで日本経済新聞出版社のムック『ロボアドバイザーでお金を増やそう!』を元にロボアドを学んできました。最終回のテーマは「今後はどのようなサービスが現れるのか」。キーワードは「ロボアド+専門家」です。後半にはコラム「ロボアド先進国、米国のいま」も収録しました。

運用成果とともに使い方も見直す

「投資経験に合わせてロボアドを選ぶ」、「投資初心者はロボアドを通じて資産運用を学ぶ」といったプロセスを経た後に必要なのが、資産運用の「見直し」です。

例えば、1年ほど運用を続けてみて、思ったほど運用成果が上がらないなら投資金額を増やしてみたり、もう少し積極的にリスクを取るポートフォリオに変更したり、他のロボアドに変更してみてもいいでしょう。結婚して夫婦とも働いていて、収入が2人分あるなら、自分は積極的にリスクを取る代わりにリターンも高めなポートフォリオで運用し、パートナーはリスクを抑えた安定的なリターンのポートフォリオにする、といった使い分けもロボアド活用法の1つです。

ロボアドを利用して順当に資産が積み上がっているようなら、どこかの段階で、「中立的で顧客本位のファイナンシャル・プランナーのような、お金に関すること全般についてアドバイスをしてくれるプロのアドバイザーに相談してもいい」と千葉商科大学人間社会学部教授の伊藤宏一さん。

30~40代ぐらいになると結婚して、子どもがいて、住宅ローンを抱えているなど、独身時代とは異なるお金の流れができていたりします。そうすると、徐々にライフイベントに必要な資金計画も考慮した投資計画を立てる必要が高まります。

投資に慣れていても、そうした戦略的な投資計画を立てるのは難しいものです。「30歳で300万円ためようと思うんだけど、このままでいいだろうか?」など、自分の資産運用に疑問が出てきたらプロのアドバイザーに相談してみましょう。

米国で増加の「ハイブリッド」型

最近、米国ではロボアドを利用しながら、利用者のライフプランニングに合わせてアドバイザーが資産運用のアドバイスをしてくれる「ハイブリッド」タイプのロボアドが登場しています。ロボアド黎明(れいめい)期からサービスを提供しているフィンテック企業も、同様のロボアドを提供しているそうです。

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Column:ロボアド先進国、米国のいま