ライフコラム

リーダーが語る 仕事の装い

反発心から師匠のヒゲを失敬 一流料理人への第一歩に オテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフ 三国清三氏 (上)

2018/4/15

 世界に冠たるガストロノミー(美食)の都、東京――。世界遺産に登録された伝統的な和食だけでなく、トーキョー発の各国料理も評価が高い。そのひとつ、日本のフランス料理界をけん引してきたのが「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフ、三国清三氏だ。2000年の九州・沖縄サミット福岡蔵相会合の総料理長を務めるなど、多くの公式晩さん会を演出、現在は20年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の顧問として「食」の視点から五輪を支える。食と装いについて三国氏に聞いた。

 後編「コックコートは特注品 細部までこだわり自己表現」もあわせてお読みください。




 ――スーツを選ぶときの基準は何ですか。

 「首相や大臣が出席する霞が関での会議では地味な服装を心がけています。官僚の方たちと一緒にいても悪目立ちしないようにしています。私がスーツを常に着るようになったのはここ十数年ほどです。政府や色々な社団法人の委員を務めるようになってからですね」

■民間とはちょっと違う霞が関

 ――霞が関のファッションはいかがですか。

 「クールビズの時期には皆さん一様にネクタイを外して出席されますね。我々民間人はそこまでは割り切れない委員が多いです」

 「安倍晋三首相は大変おゃれな方なので、私もネクタイ選びには注意しています」

オテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフ 三国清三氏

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