異動や転職… 新しい職場の上司・同僚はこうツカむ!エグゼクティブ専門の転職エージェント 森本千賀子

自己紹介の場では、同僚たちが思わず話しかけたくなるような「ネタ」を自分から提供することが大切です。あまり難しく考えることはなく、例えば、出身地・出身校、得意なスポーツ、学生時代のサークル活動、家族構成、趣味や特技、休日の過ごし方、好きな映画や本などで大丈夫です。

どれか一つと言わず、多くの情報を発信すると、同僚たちはその中から自分との共通点や共感ポイントを見つけて、向こうから話しかけてくれるようになります。

●「〇〇県××出身です」
→「私も。学校どこ?」「友人がいる」「旅行に行ったことがある」

●「学生時代はサッカーをやってました」
→「僕も。ポジションどこ?」「どこのサッカーチームが好き?」

●「2歳の娘がいます」
→「うちの子も2歳。イヤイヤ期が始まって大変なんだけど、君んとこはどう?」

●「映画が好きで、最近では○○を見て号泣してしまいました。俳優では××が好きです」
→「私も見た。どのシーンが良かった?」「あの俳優なら、この作品も面白かったよね」

新しい同僚たちも、早くあなたと打ち解けたいと思いつつ、どういう人かわからないのでどう話しかけていいのかわからない、といったことがあるはずです。なるべく多くのメンバーに「会話の糸口となる共通点」を発見してもらえるよう、さまざまな「個人情報」を発信しましょう。

そうした「共通点」から会話が始まると、親近感を持って距離が縮まります。すると、わからないことがあったときに質問がしやすくなり、相手も快く教えてくれるでしょう。結果、仕事を早く覚えて、成果も早く出せるようになるというわけです。

率先して語るべきは「好きなこと」「得意なこと」

自己紹介をするとき、優先的に取り上げたい話題は、「好きなこと」「夢中になっていること」です。

その効果は、大きく2つ。1つには、好きなことを語るときは表情がイキイキと輝くので、おのずとポジティブな印象を持ってもらえます。自分自身の緊張を和らげる効果もあるでしょう。

2つめのメリットは、相性の良い人が向こうから近づいてきてくれること。好きなこと、夢中になることには、あなたならではの「価値観」が表れます。経歴や家族構成といった表面上のデータではわからない「人となり」を感じ取ってもらえます。そこで、あなたと「気が合いそう」と感じた同僚が話しかけてくれるので、早い段階で社内に「仲間」を見つけることができます。

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