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「痛み分かち合える」 就職人気の全日空が求める人材 全日本空輸人財戦略室の二川恒平スーパーバイザー

2018/3/21

 ――19年卒の採用スケジュールは。

 「募集職種は5つあります。グローバルスタッフ職と呼んでいる事務系総合職と技術系総合職はそれぞれ50人程度、客室乗務員は600人程度募集します。さらに運航乗務職(パイロット)と障害者採用もあります。職種によってスケジュールが違います。事務系総合職の場合、4月9日までにウェブでの適性検査と、GROWを受検してもらいます。エントリーシートの提出は10日までです。技術職や客室乗務員はGROWは必要ありません」

 「事務系総合職には6月選考と8月選考があります。エントリーの時期は同じです。留学や教育実習など個人の事情に応じて、どちらかを選んでもらいます。グループ面接や個別での面接を複数回実施して内々定となります」

■ウェブ面接、学生の移動の負担減らす

 ――会社説明会のスタイルは。

 「リクナビやマイナビなどの就職情報サイトが実施する大規模な合同説明会に参加し、大学でも説明会を開くというスタイルは基本的に変わりません。しかし近年、特に総合職を目指すような学生には、少数の会社に狙いを絞るような感度の高い人が多くなってきました。そこで、ここ1、2年は大学やターゲットを絞った説明会にも参加するようになりました」

 ――採用活動で新たな取り組みはありますか。

 「ウェブでの面接を始めます。これまで、8月選考を導入したり、面接のために極力地域に出かけたりして、スケジュールや地域性による事情に対応してきました。今年からは一部ですが、海外や沖縄などにいて、選考に来られない人向けにウェブでの面接を取り入れようと思っています。ウェブで完了するということはありませんが、学生の移動の負担は減らしたいですね」

 ――全日空は昔から学生の人気が高いです。なぜだと思いますか。

 「人気の理由は、客観的に2つあると考えています。1つは、消費者と直接接する会社なので、就活を始める学生にとって親しみがあるということでしょう」

 「もう1つは、学生への接し方を強く意識しているからだと思います。採用活動ではありますが、ほとんどの人とは『ご縁がなかった』という結果になります。その人たちも社会人になり、出張や旅行で利用してくれることがあるでしょう。つまり、今後もお付き合いが続くのです。だから、説明会や面接選考の場面では学生の目線に寄り添い、何かを持ち帰ってもらえる場にできるよう考えています」

(松本千恵)

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