晩婚時代の出会い方 結婚相手の「鉱脈」はこう探す

写真はイメージ=PIXTA
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いずれは結婚したいが、30歳を過ぎたころから出会いがなくなってしまった。でも婚活パーティーなど結婚だけを目的とした場に参加するのは気が進まない。こんな葛藤を抱えながら日々を過ごしている独身者は少なくありません。

30代、40代以降で結婚できた人たちはどこでどのように出会っているのか。『人は死ぬまで結婚できる ~晩婚時代の幸せのつかみ方~』を出版したライターの大宮冬洋さんが、100人を超える「晩婚さん」の取材結果から晩婚時代の「出会い方」を解説します。

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いきなり例え話をさせてほしい。筆者はいま41歳。35歳のときに再婚して、妻の職場と実家がある愛知県三河地方に移り住んだ。海が近い町にいるので、義理の父に連れられて釣りや潮干狩りを楽しんでいる。毎年3月になると潮干狩りの「初掘り」がある。胴長を着て漁船で無人島に渡り、寒風が吹きすさぶ中、岩だらけの海岸でアサリを掘るというガチンコの潮干狩りだ。

最初の年は丸々と太ったアサリをたくさん捕ることができなかった。義父やベテランのおばちゃんによると、筆者は「掘る場所」が間違っているらしい。アサリは一カ所に固まって生息している。鉱脈ならぬ「アサリ脈」だ。おばちゃんの近くで掘らせてもらうと、大きなアサリが次々と出てきた。良い場所を見つけたら、じっくりと腰を据えて掘り続けるのがコツだ。下手な人は、せっかくの「アサリ脈」を掘り切ることができない。

異性との出会いも同じことが言える。(1)先達の指導を仰ぎ(2)自分に合った場を選び(3)主体的に参加する。この3段階を踏めば、出会いがないどころか「モテ過ぎて困る」事態になるかもしれない。

既婚者に先達としての助言をもらう

まずは情報収集だ。自分が求めていて、相手からも求められるような独身の異性はどこにたくさん生息しているのか。自分一人では情報が偏るし、婚活市場における自分の強みは本人には見えにくいものだ。できれば2人以上の先達にアドバイスを求めよう。

先達とは、最近結婚したばかりで幸せそうな同世代の友人のこと。彼らは結婚生活に満足しつつも「恋愛の現役プレーヤーではなくなった」ことに寂しさを感じることもある。自分が婚活中に得た有用な情報やノウハウを誰かに託したいと思っていたりもする。ちゃんと頭を下げてお願いすれば、喜んで恋愛結婚アドバイザーに就任してくれるはずだ。

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相性のいい「場」を探し、主体的に動く