タクシー運賃、自由じゃだめ? 配車増えれば効率向上

――タクシー以外の公共交通でも運賃は固定すべきなのでしょうか。

「飛行機など需給で運賃が変わるものはある。しかし、あくまでも正規料金が上限となって、需要が少ないときに値引くという形だ。正規の運賃でお客さんが少ない場合には、空気を運ぶよりは割り引きしてお客さんに乗ってもらったほうがいい。(乗客が一人増えたことで増加する燃料費や機内サービスのための費用など)限界費用に相当する部分だけ払ってくれればいいという考え方だ」

「明らかに追加の費用がかかることが分かっている場合に、事前に周知した上で運賃を上げることもある。タクシーでは、深夜は追加の人件費などがかかるため、深夜割増運賃を設定している。日本では行われていないが、鉄道でラッシュ時の利用者のために線路の本数を増やしたのであれば、その費用の原因となった利用者に負担してもらうため、ラッシュ時の運賃を上げることもあり得る」

「タクシーは利用したい人が増えても、利用者1人を乗せるための費用は変わらない。需要が増えても追加の費用がかかるわけではないので、単純に需給によって価格を変えるダイナミックプライシングの導入は難しいだろう」

(久保田昌幸)

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