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鈴木ともみの気になるハナシ

石原さとみさん 女性が認めた自己ブランディング力

2018/3/23

石原さとみさんが主役のドラマ『アンナチュラル』(TBS系)が2018年3月16日(金)に終了しました。石原さんにとって30代になって初の連続ドラマでしたが、最終回まで安定した視聴率をキープしたと言っていいでしょう。好調だった理由の一つとして、私は同世代の女性から石原さんへの関心が高まっていると考えています。そして、その背景にはメークに対するこだわりなど、女優としての「セルフブランディング力」が発揮されているように思います。

■ドラマ出演時のメークは自分で

(イラスト:川崎タカオ)

石原さんはもともとかわいらしいルックスと小悪魔的な表情から、演じる役柄もフェミニンなキャラクターが多く、そのふわっとした印象で男性人気の高さが突出していました。その一方、数年前まではさまざまな人気ランキングで同性票がそれほど多くない傾向にありました。

ところが、最近では美容誌「美的」(小学館)の「なりたい顔ランキング」で2位の北川景子さん、3位の新垣結衣さんを抑え、3年連続で1位となり同ランキング初の殿堂入りを果たすなど、同性からの支持も徐々に上がってきています。

石原さんは「セルフブランディング力」をとても分かりやすいかたちで発揮されています。前述したドラマ出演時のセルフメークがその一つ。

石原さんは出演するほとんどのドラマにおいて、自身でメークをしているそうです。通常は専任のメーキャップ担当の方がするもの。彼女は数々の美容サイトのインタビューで「自分の顔の特徴を捉えながら、どう見えるかを意識し、演じる役柄の女の子も自分でメークをしているはずなので、キャラクターのライフスタイルや趣味趣向を思い描いてメークをして役柄になりきる」と語っています。

今回の『アンナチュラル』でも、主人公の法医解剖医であるミコトが持つ柔らかさと意志の強さを表現するために、目と眉毛の間を狭め、毛流れを下に落とすように描き、色もグレイッシュな暗めのトーンを選んで引き締めたのだそうです。

また、リップの色も自然な感じにし、全話すべて一色のリップを使い続け、ナチュラルさを保ちながらもやぼったくならないメークを心掛けたとのこと。

どんなにアップで登場しても常に美しく、さまざまなドラマの中にいる石原さんのイメージが、登場人物のイメージそのもののように感じるのは、こうした彼女ならではの自己演出と努力のかいがあるからなのでしょう。

■ビジネスパーソンも見え方を考える必要性

そうした役柄に対する意識の高さは共演者からも支持されています。ドラマで石原さんとの共演シーンが多かった窪田正孝さんはインタビューで「さとみさんはミコトへの向き合い方が本当にプロフェッショナルで、自分の芯をしっかり持ってお芝居をされているという印象」と語っています。

この役柄に合わせて自身の見せ方を変えるという手法は、何も女優という仕事に限らず、あらゆるビジネスパーソンに通じるスキルなのかもしれません。

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