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国民的テレビ番組TOP30 25年超えなお高視聴率

日経エンタテインメント!

2018/4/3

 長く愛されたテレビ番組の終了発表が相次いでいるが、20年以上続く「国民的番組」はまだまだたくさんある。そこで放送中の主な長寿番組を上位30作品まで並べてランキングにしてみた。全体の約6割の番組が土日に集中。30年以上続くものは、年配層に親しみのある番組が多く、25年前後のものは、視聴率が好調な番組が目立つ。

在京キー局で放送中のバラエティ、音楽番組、紀行番組、情報バラエティ、アニメを対象とした。ミニ番組や、タイトルが何度も変わる「シリーズ」は除いた

 全体で見ると、最も歴史のある、65年続く『NHKのど自慢』をはじめ、土曜、日曜に放送されている番組が多い。30番組中19番組が該当しており、演芸番組の『笑点』や、トーク番組の『新婚さんいらっしゃい!』、情報バラエティーの『アッコにおまかせ!』、アニメの『ちびまる子ちゃん』など、ジャンルも様々。平日と違い、視聴者が在宅していることが多く、家族で見られることから、より視聴習慣が根付いていると言えそうだ。

『MUSIC FAIR』 1964年8月からスタート。民放では最長寿番組となる。初代司会は越路吹雪。16年に鈴木杏樹、恵俊彰から引き継ぎ、仲間由紀恵と軽部真一が司会者に就任した(土曜18時/フジテレビ系)

 以前は長寿番組には1社提供の番組が多かったが、テレビ制作の予算や内容の変化のほか、景気の変動などもあり、近年は減少傾向にあった。それでも、『題名のない音楽会』(出光興産)、『MUSIC FAIR』(塩野義製薬)、『世界 ふしぎ発見!』(日立グループ)の3番組は継続中。少しザワついたのは、経営危機に陥っていた東芝の例。97年まで1社提供しており、その後も筆頭スポンサーだった『サザエさん』のスポンサーを、2018年3月で降板することになりニュースになった。

■トップ芸人の冠番組は鉄板

 強さを感じさせるのは冠番組。『タモリ倶楽部』『ビートたけしのTVタックル』『所さんの目がテン!』『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』など、タレントとしてのけん引力もMCの確かな腕も兼ね備えたトップタレントは、軒並み長く続く冠番組を持っている。30位からはこぼれたが、明石家さんまの『踊る!さんま御殿!!』も20年以上続いている。

『世界まる見え!テレビ特捜部』 1990年7月からスタート。海外で放送されている様々な番組を独自目線で紹介する(月曜20時/日本テレビ系)

 長寿番組には、フォーマットがほとんど変わらない「名物」的存在のものと、リニューアルや新企画で新鮮味を保つものとがある。変わらないものの代表としては、『のど自慢』のほか『パネルクイズ アタック25』や『徹子の部屋』などで、NHKやテレビ朝日系に多い。新しい企画を効果的に取り入れているのは日本テレビ系に多く、『ガキの使い』のほか、『ダウンタウンDX』や『ぐるぐるナインティナイン』などが当てはまる。

 視聴率で結果を出している番組も多い。『笑点』は、コンスタントに17~18%程度を取っており、高い人気を維持している。ゴールデンタイムの番組では、『世界まる見え!テレビ特捜部』が17年の年間平均視聴率で13.7%、『ガッテン!』は12.1%と好調。このほか30位以外では、『ザ!鉄腕!DASH!!』が16.9%と、抜群の支持を得ている。

※視聴率はビデオリサーチ関東地区調べ。平均視聴率は日経エンタテインメント!編集部調べ

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2018年4月号の記事を再構成]

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