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ANAが機内Wi-Fi無料化 JALとどう違う?

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NIKKEI STYLE

日経トレンディネット

全日本空輸(ANA)は、2018年4月1日から国内線を対象にした機内Wi-Fiサービス「ANA Wi-Fi Service」の無料提供を開始する。さらに、無料で視聴できるビデオやオーディオなどのエンターテインメントを100コンテンツ以上に拡大する予定で、2018年度末までに約100機の導入を目指しているという。

ANA Wi-Fi Serviceは、利用者があらかじめ専用アプリを自前のスマートフォンやタブレットにインストールして利用する。インターネットに接続して、メールやSNSが使えるほかにANAが用意したエンターテインメント・コンテンツなどが楽しめる。対象機材は、エアバスA321型機、ボーイング(B)787-9型機、 B777-300型機の国内線仕様の全機に加えて、B787-8型機、B777-200型機、B767-300型機、B737-800型機の一部機材。

対象便かどうかは、ANAホームページ上の空席照会画面などで確認できる。なお、インターネットに接続できるのは、離陸の約5分後から着陸の約5分前までの間となる。

JALとの違いは「リアルタイム視聴」

一方、日本航空(JAL)はANAよりも早く、国内線向けの機内Wi-Fiサービスを提供している。2014年7月に有料でサービス開始した後、2016年4月からは接続後15分だけ、対象機材であれば誰でも無料で利用できるキャンペーンをスタートさせた。大きな転機となったのが、2017年2~8月までの約半年間、フライト中に時間無制限で利用できる無料キャンペーンの実施だ。これを機にJAL国内線の利用者が増加。JALはキャンペーン中の6月に、終了後もWi-Fiを無料化することを発表した。同社は2017年7月に行われた決算会見でも、Wi-Fiの無料化が増収に寄与したと発表している。

JALとANAのサービスはどう違うのだろうか。JALが運航する便は、一部の便を除き、ほぼ全ての便で利用できる。対するANAは、国内線全機材の約55%だ。しかし、今後100機程度まで増やすことを同社は明言している。主要路線の発着便であれば、ほぼ全ての便で利用できるようになる日はそう遠くないだろう。

もっとも大きな違いは、リアルタイムでニュースやスポーツ番組が楽しめるANAの「SKY LIVE TV」のようなサービスがJALにはないことだ。SKY LIVE TVは、衛星を経由してスカパーで放送中のニュースやスポーツ番組をリアルタイムで放送する。スマートフォンからはANA公式アプリを使ってアクセス可能で、24時間ニュースを放送している「日テレNEWS24」や「CNNj」、さらに巨人戦のホームゲームなど、スポーツ番組を放送している「日テレジータス」やサッカー専用チャンネル「スカサカ!」の4チャンネルをリアルタイムで視聴できる。巨人戦ホームゲームの時間に飛行していれば、機内で野球観戦できるというのが面白い。また、ドラマやバラエティー、スポーツ、ドキュメンタリー番組など約40チャンネルから好きな動画を見ることもできる。

LCCと差異化

ANA Wi-Fi Serviceのコンテンツは、シートモニターでも利用可能だ。座ってすぐに楽しめるなど、自前のスマートフォンやタブレットを使うよりも便利な面も多い。ANAが所有するエアバスA321neo機 はすでに全席にシートモニターを完備しているが、同社は2019年度下期以降、国内線の主力機であるB777・B787型機にもシートモニター、USB充電ポート、パソコン電源の装着を順次展開する予定だという。

フルサービスキャリアとLCC(格安航空会社)との差異化を進めていく上でも、機内無料Wi-Fiとシートモニターの存在はリピーター確保の強い武器になるだろう。

ANAは今後、グルメサイト「食べログ」や地図会社のゼンリンとの連携を強化し、グルメ情報や日本の絶景に関する情報を地図上に掲載する新サービスもスタートさせる予定だという。

(航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗)

[日経トレンディネット 2018年3月5日付の記事を再構成]

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