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立川談笑、らくご「虎の穴」

「とくダネ!」「ナイスデイ」全国くまなく歩いた20年 立川談笑

2018/3/18

九州の黒豚、北陸のノドグロのうまさといったら。群馬の埴輪の話は驚いた

 長く出演してきた情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)ですが、2月末の出演をもって卒業しました。「おはよう!ナイスデイ」から約20年。本当にお世話になりました。応援もありがとうございました。

 ロケ取材では日本全国あちこちにうかがいました。札幌日帰りだとか、那覇日帰りなんて、なんとももったいないスケジュールもありました。そこで今回は、思いつくままに、日本各地の印象をつづってまいります。あくまでも通りすがりの立川談笑目線です。軽く、楽しく読み流していただければ幸いです。

活イカ文化を堪能

 まずは、食べ物。九州は……っていきなりザックリで恐縮ですが。九州はとにかく圧倒的に肉類が充実していて、和牛、黒豚、地鶏とそうそうたるラインアップが多様な料理となって並びます。さらに魚介類も層が厚い。東は高級ブランドの関アジ関サバに、西に玄界灘も控えている。さらに、呼子のイカ!私はイカが大好物なので、福岡辺りの活イカ文化の根強さは心底うらやましい。今の今まで生きて泳いでいたイカです。刺し身が白くない。限りなく透き通ってる。スルメイカももちろんいいけど、なんといってもヤリイカが最高です。

 「いやいや、一番はアオリイカでしょう」というご意見があるのは承知していますよ。ここは、イカ好きならば避けて通れない「ヤリイカアオリイカ論争」です。どちらも種類としてはずいぶん近接していて……って、イカに熱くなりすぎました。

 ほかに野菜、果物、ラーメン、うどん。ご当地それぞれの特色を出しつつ、全体のアベレージが高い。うまいぞ、九州!

 そして、そんな九州に劣らないのが、北陸。ここでは新潟も含めて話をしています。北陸四県。こちらは肉よりもぐっと魚介類の存在感が強くなります。冬場の魚の、おいしいことといったら!刺し身、煮魚、焼き魚。

 ノドグロ塩焼きは「時価」です。脂ののったノドグロが、皮はパリッと中はふわっと焼き上がって出てきます。で、これを、ご当地新潟出身の入船亭扇辰師匠がお皿の上でチャッチャとひと仕事してくれるんです。外した頭を粉々にちぎって身にまぜて、あとは何か混ぜたりして。こっちは酔ってるから詳細は分からないけど、とにかくこれがうまいのなんの! 口に含むなりプルプルプルっと身体が震えるくらいにおいしい。

 この冬は香箱ガニっていうのも頂いて、これまためっぽううまかった。生のまましょうゆ漬けにしたのを、脚をもってチュルンと吸い出す。「うまー!」。隣の席に回すと、チュルン、「なんだこりゃー!」。そのカニの味噌に至っては、筆舌に尽くしがたい。どうしたって日本酒がほしくなります。

 そして北陸は米がうまい。米そのものもおいしいんだろうけど、きっと地域全体で炊き方の技術水準が高いのだと思います。逆に言うと、ご当地の皆さんの米に対する舌が肥えてるのでしょう。

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