キレイが続き、運気もアップ　「3を重視」の開運掃除

仕事でもプライベートでも、人間関係を良くしたい―─。そんな人は、「開運掃除」を取り入れてみては。対人運アップにつながるエリアはリビング、キッチン、トイレの3つ。それぞれ、特にきれいにすべきポイントや、運気アップにつながるアイテムを開運アドバイザーの内川あ也さんに聞きました。

「掃除をすると、部屋が片づくだけでなく心の整理にもなり、運気アップにつながります」（内川あ也さん）。「ただ、掃除がストレスになっては逆効果。1日目はモノをどかす、2日目は掃除機をかける、3日目は仕上げをするなど、3回に分けて少しずつ行って」

家の中でも特に意識したいのがリビング。「人が集まりたくなるような、明るい雰囲気をキープすると、人間関係が良くなります。対人運は、仕事運や恋愛運などにもつながりますよ」

【リビング】

人が集まるリビングは対人運アップのカギ。ひとり暮らしの人も家族暮らしの人も、清潔な部屋をキープしよう。

視界に入らないため忘れがちな、エアコンやカーテンレールの上は、ホコリがたまりやすい。「ハンディモップなどを使ってホコリを除去しましょう」

割れた花瓶や、持ち手が壊れた状態の家具をそのままにしておくと、運気が下がりやすく、上げにくい状態に。「すぐに処分をしましょう」

コンセント周りは、ホコリをためておくと運気ダウンに。「使用していないコンセントにはカバーを付け、ホコリを防げば清潔かつ安全です」

部屋をきれいにしていても、カーテンが汚いと全体が暗い印象になりがち。「カーテンは定期的に洗濯をして、清潔にしましょう」

ベランダや庭に近い窓は、汚れたままにしておくと悪い気をため込んでしまう。「雨風で汚れたら、拭き掃除を忘れずにしましょう」

【キッチン】

「風水では"水は財なり"といい、シンク周りは全体運に影響が。寝る前に1回、ぬれた部分をからぶきしましょう」

コンロ周りは、キッチンの中でも汚れやすい場所。「特に今年は、火の周りが大切。調理後の油汚れなどはすぐに拭き取って」

生ゴミは悪臭を放ち、キッチン全体に悪い気を広げてしまう。「蓋付きのゴミ箱を選び、悪臭をシャットダウンしましょう」

「三角コーナーや排水口の水あかやヌメリは、全体運ダウンの原因に。専用洗剤できちんとヌメリを除去し、きれいをキープしましょう」

包丁を出したままにしておくと、金運を落とす原因に。「包丁は使い終わったら乾いた布などで拭き、刃が見えないように収納を」

【トイレ】

トイレは対人運のほか、健康運が宿る場所でもある。こまめな換気や掃除を心がけ、きれいな状態をキープしよう。

掃除道具を出したままにしておくと、健康運がダウン！ 「収納ボックスなどに掃除道具を入れて、見えない場所にしまいましょう」

「特に汚れやすい便器は、専用ブラシなどで常にピカピカにしておきましょう。床も汚れがたまりやすいので、拭き掃除を忘れずに」

「寒さを緩和するために便利なマットやスリッパは、意外に洗濯を忘れがち。汚れたら洗うか、定期的に取り換えて、清潔に保って」

【玄関】

「神様は、きれいな玄関扉を選んでやって来ます。内側だけでなく、特に外側を清潔に保ちましょう。忙しい人が、もし1カ所掃除するなら、玄関扉の外側をからぶきするのがおすすめ。出かける前にキッチンペーパーなどで、サッと軽く拭くだけでもOKです」

内川あ也さん

　開運アドバイザー。「今すぐに暮らしに生かせる開運」をベースに、風水や開運相談など、企業から個人まで幅広く相談や鑑定を行う。海外からも多数相談が寄せられ、著名人にもファンが多い。著書に「玄関風水」「おうちで『おきよめ』」生活」（共に幻冬舎）などがある。

（写真:工藤朋子）

［日経ウーマン 2018年3月号の記事を再構成］