薄マチに3層、新色 TUMIの新作ブリーフ3選
人気バッグブランドの今春注目ブリーフ(上)
最近、ビジネスリュックが人気だが、幅広いシチュエーションに対応でき、使い勝手がいいバッグは、やはり横持ちのブリーフケース。そこでTUMI(トゥミ)、ポーター(吉田カバン)、ブリーフィングという人気3ブランドの注目ブリーフを紹介する。
薄マチブリーフにオールブラック登場
人気の日本限定コレクション「JARVIS」。ブラックとネイビーのバイカラー(2色使い)のカラーアレンジだったが、今春は新色としてオールブラックが追加された。ボディーも部材もブラックになったことで、今まで以上にシックな雰囲気に。
JARVISはバリスティックナイロンの本体に、レザーのハンドルやラインなどをあしらった精悍(せいかん)なデザインが特徴。内装にはPC・タブレットの収納に便利なクッション付きスペースや、スマートフォン(スマホ)を収納し簡単に取り出せるクイックアクセスポケットをフロントに搭載。
ショルダーベルトが付属し、背面にはキャリーケースとのセットアップが可能なスリーブも備えるなど、毎日の出勤はもちろん出張にも対応する。スーツにもカジュアルなジャケパン(ジャケット&パンツ)スタイルにも合わせやすい薄マチでありながら、機能が充実していて使い勝手がいい。
「JARVISコレクションは発売以来安定した人気があり、年々スタイルおよびカラーのバリエーションを増やしてコレクションの幅を広げています。定番デザインの『ALPHA 2』コレクションと比べると、若い世代の方の購入が多く見受けられます」(トゥミ ジャパン PR 石井清美氏)
取り出しやすい荷室も備えた3層タイプ
TUMIを代表する「ALPHA 2」コレクションに、この春新たに加わった注目モデル。ファスナー開閉式の2つのコンパートメントと、その間にオープンセクションを備えた3層構造のブリーフで、厚さ7.5cmとスリムでありながら荷物をしっかり仕分けして収納できる。
背面のファスナー式コンパートメントは、保護パット付きでPCの収納に適しており、フロントポケットにはカードスロットやペンホルダーなどオーガナイザー機能を搭載している。そしてマグネットの付いた中央のオープンセクションは、通勤時や外出先で荷物の出し入れがすばやくでき、非常に便利。
また、独自素材である高強度のFXTバリスティックナイロンを使用し、ひと目でTUMIとわかる「ALPHA 2」らしいデザインも好印象。今年3月に発売したばかりなので、他人とかぶりにくい点も魅力といえるだろう。
「ALPHA 2は幅広い年齢層から支持されており、売上数が常に上位のコレクションです。本作は発売されたばかりですが、使い勝手のよさから支持を得るのではないかと思います」(石井氏)
今春の新色をまとった定番ブリーフ
高い収納力を誇るスリムタイプの日本限定スタイルのビジネスブリーフに、今春から登場した新色「ピューター」をあしらったモデル。ボディーには耐久性の高いHTLSポリエステルを採用しており、上品な光沢を持つグレーの生地が印象的だ。ブラックのブリーフに飽きた人、春なので気分を変えたいという人に最適なカラーバリエーションとなっている。
内装には書類整理に役立つ仕切りや、保護パッド付きのタブレット用ポケットを搭載。ビジネスアイテムが取り出しやすく、収納しやすい設計もオーガナイザー・ポートフォリオ・ブリーフの魅力だ。外装には、はっ水加工を施したポケットを含む2つのU字型フロントポケットやチケットポケットを採用。また背面には、キャリーケースとセットアップするためのスリーブも備える。
TUMI定番のALPHA 2コレクションのため、機能や使いやすさは文句なし。そして落ち着いたグレーの色味も高品位。この新色ブリーフを携えれば、洗練された小粋なスーツスタイルを実現できるのではないだろうか。石井氏によれば、すでにALPHA 2のブラックを使用していて色違いを探している人にも支持されているという。
薄マチに3層、新色 TUMIの新作ブリーフ3選
吉田カバン、ブリーフケースもカジュアル路線が人気
ブリーフィング 収納力の高い出張対応モデルが人気(3月30日公開予定)
(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)
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