検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

つみたてNISA、値上がりしても売らない方がいい?

知って得するお金のギモン

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経ウーマン

2018年1月から「つみたてNISA」がスタートしたことから、働く女性の間でも投資デビュー熱が高くなっているよう。今回は、投資ビギナーが注意したいことをお伝えします。

最近よく相談を受けるのは「いつ売ったらいいですか?」という質問です。つみたてNISAは非課税期間が最長20年で、投資信託の購入ができるのは2037年まで。「最後まで積み立てを継続すべきか、それとも途中で売ってもいいのかが知りたい」とのこと。

私の答えはずばり、「自由にしてもいい」です。こう言うと皆さんびっくりしますが、答えも対応策もひとつではないことを知ってほしいから、あえて「自由に」と答えます。

月々の積み立てが負担なくできるなら、可能な限り投資を継続する。とはいっても20年は長い期間で、お金の面で想定外のことが起こることも。

それが収入ダウンなら、積立額を減らして継続すればいいですし、大きな出費で預貯金だけでは賄い切れないなら、つみたてNISA口座で保有中の投信の一部、または全部を売る選択をしてもいいのです。

また、値上がりして利益が出ているときに売りたいと思ったら、「売ってもいい」です。

よく目にする「長期投資」とは、「長期間売らずに投資すべき」という意味ではなく、「長期のスタンスで投資に臨みましょう」ということ。

特に女性は、「長期投資が大事だから、まだ売ってはいけない」と、自ら「長期投資呪縛(じゅばく)」にとらわれている人が少なくありません。では「長期って何年だと思いますか?」と尋ねてみると、ハッとした顔で「何年か考えたことはありません……」と言います。投資はもっと自由にしていいのですよ。呪縛から解放されましょう。

ただし、一時的な景気悪化などで値下がりしているときは売り時ではありません。株価が下落したときは、元に戻るまでじっと待つのが得策ですよ。

アクティブ型投信=ハイリターンではない!

多くの人が勘違いしていることがあるので、それについて解説しましょう。「アクティブ型投信はインデックス型投信よりも手数料が高い分、大きなリターンが狙える」と思っている人が少なくないのですが、実は正しくありません。

インデックス型投信とは、日経平均株価などの株価指数(市場平均のことです)と同じような値動きをするもので、手数料が安いのが特徴です。

対してアクティブ型投信は、市場平均を上回る運用を「目指す」もので、投資先の企業リサーチに人件費などもかかることから、手数料は高めです。また、「市場平均を上回る運用を目指している」だけで、「約束」はしていません。ここが肝心!

残念なことにアクティブ型投信の大半は、インデックス型投信よりも運用成績が悪いのが実状です。手数料が高いことが、高いリターンを狙えるわけではないことを知っておきましょう。

アクティブ型投信のなかには、運用成績も良く、投資方針が一時的な流行のテーマではないものも一部あります。ただし、数千本のアクティブ型投信のなかからそれを見つけるのは、ビギナーには難しいでしょう。

そういう意味では、最初は手数料が安く、ニュースを見ていれば値動きが分かるインデックス型投信からスタートするのがおすすめ。少しずつ知識や経験を積んで、掘り出しもののアクティブ型投信を見つけるのが次のステップです。

今月の回答者

深田晶恵さん
 ファイナンシャルプランナー。株式会社生活設計塾クルー取締役。外資系電機メーカー勤務を経て、1996年にFPに転身。現在は、特定の金融商品を販売しない独立系FP会社生活設計塾クルーのメンバーとしてコンサルティング業務を行うほか、雑誌等の原稿執筆、講演などを手がける。近著は「サラリーマンのための『手取り』が増えるワザ65」(ダイヤモンド社)。

[日経ウーマン 2018年4月号の記事を再構成]

日経ウーマン 2018年 4 月号


出版 : 日経BP社
価格 : 600円 (税込み)

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_