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人生を変えるマネーハック

カジュアル無駄遣いを減らす 「ラテマネー」を探せ 悪いお金の習慣をマネーハック(2)

2018/3/12

写真はイメージ=123RF

 お金の悪癖からの卒業が今月のテーマです。初回に取り上げた「カジュアル借金」の次にストップしたいのは「カジュアル無駄遣い」です。

 最初に警告したいことがあります。それは毎日数百円の「軽い気持ち」での買い物の積み重ねは、あなたの人生トータルでは数百万円の無駄遣いをもたらしているかもしれないということです。

 毎日、私たちは何らかの買い物をして暮らしていますが、コンビニエンスストア、キオスクなどの駅内ショップ、自動販売機により、気軽に買い物をする場が昔よりも増えました。スマートフォン(スマホ)の家計簿アプリなどを会計のたびにすぐつけるようにしてみると、記帳する回数の多さに驚くはずです。

■毎日の小さな無駄遣いを減らさないと問題は改善しない

 しかし、こうした「カジュアル消費」は家計管理においてはくせ者です。まず、コンビニなどでの買い物は割高になっている可能性があります。同じ買い物はドラッグストアやスーパーマーケットに行くことで5%程度安くできるかもしれません。毎日、コンビニなどで1500円くらい買い物をしている人がいたとしたら、これは年間では2万7000円くらい(1500円の5%、365日分として概算)割高な買い物をしている、ということです。

 1度の会計あたり、数百円くらいの小さなカジュアル消費は「カジュアル無駄遣い」となっていることがしばしばです。米国の著名ファイナンシャルプランナー、デビッド・バック氏はこうした小さな無駄遣いを「ラテマネー」と呼んでいます。軽い気持ちでカフェラテ1杯、というように無駄遣いしてしまう、というわけです。

 実は、こういう小さな無駄遣いを減らさなければお金の問題は改善に向かいません。個人の家計は年収を増やすか、支出を減らすか、あるいはその双方を実践しなければいけないからです。

 ある有名コーヒーチェーンのトールサイズのカフェラテは1杯あたり370円(+税)です。毎日それくらいの無駄遣いは珍しくないでしょう。例えば、

・雑誌を買うけど、ほとんど読んでいない
・スマホのガチャ(有料の電子くじ)を惰性で引いている
・コンビニでつい1品買うスイーツやお総菜(栄養的にはなくていい)
・居酒屋やバーで、「1杯多く」飲み過ぎる
・午後3時にいつもカフェラテを買うけれど、仕事中に冷めてしまう
・電車1本を待ち切れずにタクシーを使う
・仕事中についついつまむお菓子、置いていなければ食べない

 ――といった具合です。

■使わなくても「人生に支障がない消費」を探す

 思い当たる人は今週1週間、買い物をしたアイテムを、すべてスマホのカメラで撮影し、後で振り返ってみるといいでしょう。少し時間をおいてみると、使わなくてもいいお金があることに気がつきます。

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