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「きざみ青じそ」1位 18年上期、食品ブレイク予測

日経トレンディ

2018/4/7

写真左から「日清 水溶きいらずのとろみ上手」(日清フーズ)、「きざみ青じそ」(エスビー食品)、「ふりふり塩こんぶ」(フジッコ)(写真:古立康三、以下同)
日経トレンディ

 ありそうでなかったチューブ入り薬味の新顔「きざみ青じそ」、振りかけるだけで料理にとろみが付く驚きの片栗粉「日清 水溶きいらずのとろみ上手」など、18年上半期は消費者の「こんな商品が欲しかった」に直球で応える食品が多く出そろった。大手食品卸の日本アクセスがまとめた「バイヤーズグランプリ」の入賞商品から日経トレンディ編集部が注目したブレイク必至の商品を紹介する。

■チューブ薬味に「最後の大物」が登場

試食すると、青ジソの香りが思った以上にしっかり感じられた。ペースト状でそうめんによく絡む(右上)刻んだ乾燥青ジソをペーストの中に適度に配合(右下)

 加工食品部門の1位に選ばれたのは、ありそうでなかった業界初のチューブ入り薬味「きざみ青じそ」(エスビー食品)だ。実は薬味系の生鮮食品のなかで、シソはニンニクよりも大きい市場規模。にもかかわらず、チューブ化は見落とされてきた。日の目を見るきっかけをつくったのが2017年に発売した「きざみパクチー」だ。初月で3000万円を売り、年間では計画の4倍近い売れ行きを達成。「一般家庭で使ってなかった薬味なのに想定外のヒット」と、商品企画担当の大町政幸氏は話す。

インテージ調べ(16年10月~17年9月)

 その結果を受け、同じ「香り系」かつ葉を使った薬味として次に白羽の矢を立てたのが「シソ」だ。「パクチーより家庭でなじみがあるのに、チューブ化されていない空白地帯だった」(大町氏)。同社のアンケートでも、シソは「日持ちがしない」「1パックの枚数が多い」「刻むのが面倒」などの不満があり、保存でき、手軽に使えるチューブタイプの需要は大きいと判断。つくねやハンバーグ、ギョーザに練り込むなど料理の下味にも活用できることからも、ショウガやニンニクに続くチューブ薬味の新定番として定着しそうだ。

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