Men's Fashion

ファッショナブルになれば、発信力も強くなる

リーダーが語る 仕事の装い

スポーツ庁長官 鈴木大地氏(下)

2018.3.18

日ごろの運動不足を解消してもらおうと、「FUN+WALK PROJECT(ファン・プラス・ウォーク・プロジェクト)」でスニーカー通勤などを提唱したスポーツ庁。その旗振り役を務める鈴木大地長官は、背泳ぎの潜水泳法「バサロ」で話題を集めたソウル五輪・金メダリストでもある。前回掲載「『ダサい』の声は承知の上 スニーカー通勤のススメ! 」に続き、スニーカー通勤などをテーマに話を聞くうちに、「実は服について2つの悩みを抱えている」と打ち明けた。




――元アスリートだけあって、立派な体格ですね。

「身長は178センチメートル、ウエストは85センチほどでしょうか。サイズはLやLLが中心です。肩幅が広いせいか、着心地とファッション性との兼ね合いが難しく、服選びの際、いつも頭痛の種になってます」

「既製のスーツはどうしても上と下でサイズが合わないため、オーダーメードが中心です。肩幅を隠すようなデザインだとどうしても着ていて窮屈です。逆に肩がゆったりしたものだと、全般にズドンとしたラインで不格好に見えてしまう。だから、いつも絞りを入れて、服のラインが美しくなるようにとお願いしています」

「スーツは百貨店や専門店で仕立ててもらい、それ以外のファッションも国内で買うことが多いです。服選びは基本、自分ですが、迷ったときは妻に相談します。ファッションには興味があります。美容室に行ったときは、よくファッション雑誌に目を通すようにしていますし、たまに書店で買うこともあります」

お洒落に興味を失うと一気に老け込むような気が

「お洒落(しゃれ)に興味を失うと一気に老け込むような気がしますし、第一、気分転換もできません。最近は減りましたが、米国のファッションモールで買い物したこともあります」