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防災グッズの準備と見直し 視点は「衣食住+情報」

2018/3/9

防災グッズは定期的に見直したい。見直すポイントは「衣食住+情報」だ

2011年に起きた東日本大震災から7年。このタイミングで、改めて準備している防災グッズを確認したい。最低限必要なものは何か、見直すべきポイントはどこか。東急ハンズ池袋店で防災用品を担当する松井昌孝さん、平牧奈穂さんによると、「衣」「食」「住」「情報」の4ジャンルに気をつけてアイテムを選ぶとよいという。

■ブランケットは「音」にも注意

SOLのヒートシートブランケット(価格1100円※価格は税別、以下同)。肌触りはやわらかく、薄くて軽いが暖かかった

それではそれぞれの防災グッズを見ていこう。まずは衣食住の「衣」から。

冬に地震が発生したときに備えて、寒さから身を守るブランケットや寝袋は準備しておきたい。圧縮された毛布を選ぶ際は、かさばらないコンパクトなタイプがお薦めとのこと。

ちなみに松井さんによると「特にブランケットは音が鳴りにくいタイプがお薦め」。避難所ではちょっとした音でもストレスになるからだ。

■非常食は普段から食べ慣れておく

次は「食」。飲料水や非常食は1週間程度を備蓄しておくことが望ましいという。

非常食は昔に比べて種類が豊富になり、おいしさも格段にレベルアップしている。数が多くて、この中からどの商品を選べばよいか迷うことも多いはず。「自分がいつもどのようなものを食べているかを想像し、被災時にストレスを感じないよう、普段の食事に近い食品を選ぶことが大切」(平牧さん)

東急ハンズ池袋店の非常食売り場。種類が多く、日常的にも使えそうなカジュアルなパッケージが目立つ
温めなくてもカレー粉が凝固することなくおいしく食べられるという「カレー職人」(価格351円)

平牧さんがおいしいと薦める「レスキューフーズ」(価格960円)。発熱剤と発熱溶液が入っており、あたたかい食事が可能だ。カレーライスや牛丼、シチュー&ライス、和風ハンバーグがある
アキモトの「PANCAN」(価格430円)は、「従来のカンパンと比べて一段と甘く、普段スーパーやコンビニエンスストアなどで口にしている菓子パンのような味わいがする」(平牧さん)

普段口にしている食品と味や食感が違うため、食べ慣れておくことも重要だ。東日本大震災当時、避難所で過ごした経験のある平牧さんは「初めてフリーズドライを口にしたときは、食べ慣れない食感に異物感を覚え、おいしく感じられなかった」そうだ。「現在は週に1回、お昼ごはんやおやつを非常食に置き換えています」

■日常生活でも使える「明かり」を

ハンディライト(価格908円)。スイッチを入れて数回握ると発電ができる、LED対応の懐中電灯だ

次は「住」。電気が止まった環境で夜を過ごすためには「明かり」を確保しておきたい。ライトは乾電池を利用するタイプが一般的だが、製品によって単3形や単2形など規格が異なるため、ストックがなければ使えない恐れがある。「最近は、単1形~単4形のどの電池にも対応したものや、水や太陽光で発電できるタイプなども出ています」と松井さん。ただ乾電池タイプを利用する際は、液漏れでいざというときに利用できないケースもあるので、本体に乾電池を挿入したまま保管しないことが大切。また今買うなら、消費電力が少なく寿命が長いLED対応の商品を選びたい。

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