ソイやピーなど植物性プロテインは、乳アレルギーやベジタリアンの人でも利用でき、消化吸収速度がゆっくりなので満腹感が持続しやすいメリットも。商品にもよりますが、動物性プロテインのものよりカロリーが低い傾向もあります。「ただ、たんぱく質の含有量は動物性プロテインには劣る傾向があるので、筋肉増強よりもダイエットや体調維持の目的で利用する方が多いようです。自分の目的に合ったプロテインを上手に選びましょう」(藤橋さん)

1日の摂取量は体重1キロあたり1グラムが目安

プロテイン商品は、あくまで食事で取りきれないたんぱく質を補うためのもの。「たくさん取れば体によいわけではありません。極端な過剰摂取は体に悪影響を及ぼす可能性があるので注意。自分に必要な量を把握して飲む量を決めることが大切です」(藤橋さん)

1日当たりのたんぱく質の摂取量は、成人女性は体重1キログラムあたり1.0グラム。運動習慣のある人なら体重1キログラムあたり1.5グラムが大まかな目安。「筋肉が一番発達しやすいのは、ゴールデンタイムといわれる運動後30分以内のタイミング。その他、運動前後・就寝前など、自分に合うタイミングで取ってみてください」(藤橋さん)

ここからは最近注目が高まっている植物由来のプロテイン商品と、手軽に食べられるバータイプの商品を紹介します。

イソフラボンやビタミンC配合のプロテイン

(写真右)「ビューティー プロテインパウダー(ソイ)」 フルーツミックス風味(1980円・税抜き/180g)、(左)「ビューティー プロテインパウダー(ピー)」カカオミルク風味(1980円・税抜き/180g)(共にNatural Healthy Standard.)

Natural Healthy Standard.(ナチュラルヘルシースタンダード)では、女性向けのプロテイン粉末「ビューティープロテインパウダー」を17年4月から販売しています。種類は大豆由来の「ソイ」とえんどう豆由来の「ピー」の二つ。いずれも人工甘味料、保存料、着色料は不使用です。

「『ソイ』はイソフラボンを豊富に含み、さらにビタミンCを配合した栄養機能食品です。一方、『ピー』は大豆アレルギーがある方にもおすすめでき、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビオチンを配合した栄養機能食品です」(Natural Healthy Standard.を手掛けるI-ne企画担当の藤浦佳奈恵さん)

左がピー、右がソイ。1日約18グラムを目安に、牛乳(水でも可)約200ミリリットルに溶かす。1食でたんぱく質が10グラム以上とれる

取り方は牛乳や水に溶かして飲むのが定番。アイスクリームに振りかけたり、パンケーキの粉に混ぜたりと、アレンジも楽しめます。

牛乳に溶かして飲んでみました。「ソイ」は、抗酸化作用が高いというスーパーフードのマキベリーが配合され、フルーティーで粉っぽさもありません。一方、「ピー」はマメ科の植物である「カロブ」が配合され、チョコレートのような甘い香り。ノンカフェインなので寝る前に飲むのもよさそうです。

 

植物性原料のプロテインバーは間食にも

スナックミー「snaq.bar 」(1本約50グラム)× 4本(1166円・税込み。会員は1058円・税込み)

食べても罪悪感がない「ギルトフリー」スナックの定期購入サービスを手掛けるスナックミーでは、18年1月にえんどう豆由来のプロテインバー「snaq.bar(スナックバー)」を発売。グルテン、白砂糖、乳製品、動物性素材や大豆は不使用。原材料にはドライフルーツやナッツなど自然素材のみを使っています。

味は3種類。一番人気のフレーバーは、ココアやカカオニブを配合したチョコレート風味の「カカオニブアーモンド」。他にレーズンやクランベリーを使った甘酸っぱい「ベリーミックス」、黒イチジクの濃厚な甘さがクセになる「フィグ(イチジク)クルミ」があります。

1本150~170kcalと低カロリーながら、たんぱく質含有量は1本当たり8.5グラム以上。3種類すべてに、女性に不足しがちな鉄分を補えるデーツを使っています。ねっとりとした食感でかみごたえもあるので、1本でかなり満足感があります。

「健康意識の高い女性のお客様の声をもとにパティシエが開発しました。アンケートによると、運動前後だけでなく、おやつや朝食代わりに食べる方も多いようです」(スナックミー Marketing&PRの地曵美乃里さん)

春に向けて体を動かす人も増える時期。自分に合ったプロテインを見つけて上手に利用してみては。

(取材・文 GreenCreate)