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グルメ・トラベル

建築家ホテルで心身をリセット スリランカの癒やし旅

2018/3/9

うねる芝生、岩が盛り上がる廊下。自然と一体化しているバワのホテル

「熱帯建築家」として世界的に知られるジェフリー・バワ。彼が設計したホテルは、ジャングルの中に溶け込むような不思議な美しさがある。アマンリゾーツの創業者、エイドリアン・ゼッカも大きな影響を受けたというバワが建てたホテルに泊まり、心身を癒やすスリランカならではの旅の魅力を紹介する。

■自然と一体化した建築、バワ晩年の作品に泊まる

インド洋に浮かぶ涙のような形の島国、スリランカ。北海道より小さな国土に8つの世界遺産があり、多彩な魅力を持つ国だ。美しい自然と、伝統医学のアーユルベーダの癒やしに引かれて何度も訪れているが、スリランカならではのもう一つの魅力が、世界的に有名な建築家ジェフリー・バワ(1919~2003年)が設計したホテルに泊まれることだ。

今回訪れたのは、バワの晩年の作品であり、世界遺産の街ゴールからほど近い「ジェットウィング・ライトハウス」と、ニゴンボにある最初に建てられたホテル「ジェットウィング・ラグーン」。2カ所ともアーユルベーダの専門医がいる施設があり、トリートメントが受けられる。

バワの建築に多くの作品を提供している彫刻家ラキ・セナナヤケのオブジェに圧倒される

ジェットウィング・ライトハウスはインド洋の海に面し、まるで海に突き出した船のような形で立つ。エントランスのらせん階段を飾る異様ともいえるラキ・セナナヤケによるオブジェは、非日常への入り口にふさわしい。この作品は、スリランカ南部で起きたポルトガル軍とシンハラ人の「ランデニヤの戦い」を表現したもの。

階段を上りきると目の前にインド洋の荒波が広がり、ゲストはダイナミックな自然に一気にのみ込まれた感じになる。この自然と建築との融合は、ジェフリー・バワのデザインの特徴だ。渡り廊下の隣には、うねる芝生にのみ込まれるように立つ建物、階段には岩が盛り上がっている。ホテルの中を歩けば、自然の中にさらに入り込んでいくようだ。

コンシェルジュに導かれて、部屋に入る。窓はまるで景観を切り取るフレームのようだ。計算しつくされた窓からの美しい眺めもバワのホテルらしい。

静かなプールの水面と荒波のインド洋の対比。窓は自然が描く絵のフレームだ
コンシェルジュがずっと付いてくれる「ジェットウィング・ライトハウス」のクラブ

■食や生活改善のアドバイスも

ジェットウィング・ライトハウスのアーユルベーダ施設で、まず専門医のサジット・クマラ氏からカウンセリングを受ける。今回ここに来る前に、スリランカの空港からも近いネゴンボのアーユルベーダの専門施設「ジェットウィング・アーユルベーダ・パビリオンズ」に宿泊して、アーユルベーダ専門医として知られるディネッシュ・エディリシンゲ氏の診察を受け、カルテを携えてゴールにやってきた。

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