春夏の紺無地ジャケットは、織り感の際立つざっくりした無地が趣味良く見えて、使い勝手もいい。甘い織りのホップサックやメッシュ系は見た目もドライで通気性も抜群。杢や多色使いの自然なメランジ感もざっくり素材の魅力だ。その表情豊かな風合いは、様々なアイテムと馴染みやすく着回しもしやすい。
無地見えするからビジネスでも使いやすい
オフィスでも離れた席から見ると無地だが、打ち合わせや会議の席で近くに寄ると、織り感が胸元を立体的に演出。織りの絶妙なニュアンスがコーディネートにも奥行きを与えてくれるのだ。紺無地の正統感が醸し出す風格と相まって、信頼を勝ち得る良きビジネス着になるはずだ。
■LUIGI BORRELLI
ルイジ ボレッリのネイビーダブル
立体的な胸周りと柔らかさが魅力
ダイアゴナル調の綾織り生地が軽快さを演出する6Bダブル。軽量ながら、フル毛芯仕様による胸元が男らしさを主張する。フロントボタンの間隔も狭く、シャープでコンパクトな印象を与える。
13万8000円(ビームス ハウス 丸の内)
■BRILLA PER IL GUSTO
ブリッラ ペル イル グストの3者混ジャケット
ミックス感のあるデニムカラーが旬
メランジ調の風合いは、ロロ・ピアーナ社製のウール×シルク×リネンの混紡素材によるもの。軽い仕立てながらも胸回りに一枚毛芯を用いることで、立体的なシルエットに。ややワイドなラペルも男性らしい風格をさらに高める。
8万円(ビームス ハウス 丸の内)