マーティ・フリードマン アニメ主題歌を世界に発信

日経エンタテインメント!

ギタリスト/作曲家/プロデューサーとして活躍中のマーティ・フリードマン。動画配信サービス大手のネットフリックスが3月2日から世界190カ国で配信を始めた日本製アニメシリーズ『B: The Beginning』で主題歌の作曲/プロデュースを担当した。日頃から日本の音楽のユニークさを説き、「J-POPを世界へ発信したい」と語っているマーティにとっては絶好の機会。制作にあたっての狙いや工夫を語ってくれた。

米国ワシントンD.C.出身。全世界的なギタリストとして活躍後、2004年より拠点を日本に移し、幅広く活動。日本への造詣が深く、16年12月より文化庁日本遺産大使を務める。3月23日にはラドンナ原宿でライブ「春の宴 Passionate Guitar」を開催

1990年代には、世界的なメタルバンドのギタリストとして活躍していたマーティ。ワールドツアーで来日を重ねるうちにJ-POPの奥深い世界に興味を持ちはじめ、そこから独学で日本語をマスター。2004年以降は東京へと拠点を移し、日本のアーティストと共演を繰り返す一方、テレビやCM出演、雑誌での執筆連載など、マルチな活動を続けている。

そんなマーティの最新の仕事が、アニメシリーズ『B: The Beginning』の主題歌『The Perfect World』の作曲/プロデュースだ。連続殺人鬼を追う天才的捜査官を描くクライムアクション『B: The Beginning』は、ネットフリックスが初めて送り出すオリジナルストーリーの日本製アニメ。『The Perfect World』のボーカルには、「オオカミの姿をしたロックバンド」として人気を集め、海外ツアーの経験も豊富なMAN WITH A MISSIONのJean-Ken Johnnyを起用した。

「まずアニメを全話見て、候補曲のデモを8曲くらい作って、監督さん(中澤一登、映画『キル・ビル』アニメーションパート監督)に聴いてもらいました。そしたらダントツで『この曲がいい!』ってことになって。歌詞はJohnnyさんがやっぱりアニメを見て、キャラクターの気持ちになりきって書いてくれました。僕の書いた音楽と、Johnnyさんの書いた歌詞世界の融合で、想像をはるかに超える曲に仕上がったと思います。日本のコンビニに例えるなら、チョコミントと抹茶ようかんが合わさって生まれた『新食感』のお菓子みたいな、奇跡のコラボですね(笑)」

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