4つのお金の悪癖 まず「カジュアル借金」から卒業悪いお金の習慣をマネーハック(1)

写真はイメージ=123RF
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今月のマネーハックのテーマは学生の卒業シーズンにちなんで、「お金の悪癖からの卒業式」にしてみたいと思います。私たちは社会人になると学生のように卒業して心機一転するような機会がなくなります。

学生はうまくいかない数年を過ごしても「高校デビュー」のようなチャンスがありますし、違った人間関係の中で新たな友人や趣味を見つけることもできます。

しかし、会社員になって定年退職まで同じ会社にいれば40年前後卒業がないことになります。人事異動や転勤があったとき、あるいは転職をしたときなどには、少しだけ卒業気分にひたれますが、日常生活で大きな変化を生み出すことは難しいでしょう。気がつけば同じような日々の繰り返しで、悪いお金の習慣が改善しにくいものです。

改善したい4つの悪いお金の習慣

そこで今月紹介したいのは「4つの悪いお金の習慣からの卒業」です。今回取り上げるのは1つ目の「カジュアル借金」からの卒業です。カジュアル借金というのは、軽い気持ちでお金を借りてしまうことです。

毎月の給料の範囲でやりくりできないとき、お金を借りる手段はたくさんあります。カードローンやキャッシングは最初はドキドキしながら数万円借りるのですが、あまりにも簡単にATMからお金が出てくるので徐々にその緊張感も薄れ、軽い気持ちでお金を借りるようになります。これは危険な兆候です。

「指定された金額は毎月返済しているよ」といっても危険です。カードローンやクレジットカードのキャッシングは相当の金利ですし、毎月の返済が一定額のリボルビング払い(リボ払い)にも注意が必要です。一見すると便利な仕組みですが、実際には借金額がなかなか減らず、いつまでも利息を払い続けなければなりません。

簡単にお金を借りられるのはある意味、進んだ社会といえるのでしょうが、そのお金はあなたがいつか、利息を乗せて返さなければいけない「借金」なのです。

クレジットカードは一括払いのみOK

消費者金融や銀行系カードローン会社は、有名な芸能人や女優を広告に起用してカジュアル借金を手招きしています。また、クレジットカードは初期設定が自動的にリボ払いになっていたり、返済をリボ払いに変更することを推奨していたりします。また、クレジットカードのキャッシング機能も要するに高金利の借金です。

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