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ドローンで五輪彩ったインテル 飛行規制の突破口に? 世界最多の1218台によるライトショーに挑戦、その結果は…

2018/3/5

2月25日の閉会式ではマスコットの「スホラン」が駆ける様子を夜空に映し出した(Getty Images、インテル提供)

 平昌冬季五輪の夜空を彩った、ドローン(小型無人機)による光のショー。巨大なスノーボーダーが生きているように動く光景に目を見張った人も多かったのではないか。取り仕切っていたのが米インテルだ。世界最多となる1218台を同時に飛ばし、互いにぶつかることなく制御することにも挑んだ。ショーで蓄積したノウハウを武器に、ドローンビジネスの可能性を押し広げようとしている。

ライトショー専用のドローンを持つチェン氏(2月7日、韓国・江陵市)

 「ライトショー専用に設計されています。ほら、こんなに軽いでしょう」。インテルでドローンのライトショーのゼネラルマネジャーを務めるナタリー・チェン氏は、片手で楽々と持ち上げて見せた。

 「シューティング・スター」と名付けられたそのドローンは4つのプロペラとモーター、バッテリー、発光ダイオード(LED)ライトがついて、重さはわずか330グラム。バレーボールとほぼ同じだ。LEDライトが発する光線は40億通り。カゴでプロペラを覆っているのは、人や物にぶつかった時の衝撃を和らげるためだ。

■パイロット1人で千台以上を操縦

 平昌五輪では開会式と閉会式のほか、選手にメダルを授与する際などに登場した。夜空に描き出したのはおなじみの五輪マークやハートマークから、平昌大会のマスコット「スホラン」やインテルのロゴマークまで様々。空中で静止したり、形を変えながら動いたりと自由自在だ。奥行きがあるので、本物の立体像が空中に浮かんでいるように見える。「アートとテクノロジーの融合」とチェン氏は言う。

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