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平野歩夢選手の故郷に、国内最大級の屋内スケボー施設 東京五輪から正式種目に、新潟県村上市がファン獲得狙う

2018/3/13 日本経済新聞 朝刊

新潟県村上市で凱旋パレードする平野歩夢選手(3月21日午後)=共同

 スノーボードの平野歩夢選手の出身地として知られる新潟県村上市は、スケートボード用の屋内競技施設を建設する。施設の規模は国内最大規模となる約2千平方メートルですでに着工しており、2019年春の完成をめざす。20年東京五輪の正式種目となり、人気が高まっているスケートボードの練習環境を整備することで、市の内外から若年層や愛好者を集める。

平野歩夢選手を育てた「日本海スケートパーク」は老朽化が進んでいる(新潟県村上市)
新設する「村上市スケートパーク」(仮称)の完成予想図

 新設する「村上市スケートパーク」(仮称)は建設予定地の近隣にある「日本海スケートパーク」の老朽化に伴い整備する。日本海スケートパークは同市出身で平昌冬季五輪スノーボードハーフパイプで銀メダルを獲得した平野歩夢選手が練習していた場所として知られている。

 新施設の敷地面積は約1万6700平方メートルで、建物面積は約2000平方メートルを見込む。総事業費は十数億円程度。同市は18年度当初予算案に11億9325万円を計上したほか、「企業版ふるさと納税制度」なども活用し費用を賄う。

 施設内では東京五輪の実施種目でもある斜面や階段などの障害物を使って演技する「ストリート」や、おわん型のコースを使う「パーク」といった競技ができるようにする。同市によると、国際大会が開催できる水準の「パーク」の屋内施設は国内初という。

 村上市はスケートボードの競技施設を整備することで「東京五輪に出場できる選手の育成を支援し、村上市がスケートボードの聖地になってほしい」(スポーツ推進室)と期待を寄せる。

[日本経済新聞朝刊2018年2月28日付]

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