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現代女性に必要な骨盤ケア 効果的にゆるめて不調解消

日経ヘルス

2018/3/5

骨盤を上手にゆるめて、女の人生を乗りこなそう (イラスト:山本重也)
日経ヘルス

現代女性に不足しているのは、骨盤のゆるみケア。整体の現場で骨盤を観察し続ける片山洋次郎さんは、「骨盤はゆるんだり縮むことで全身のバランスの変化をスムーズにしている」と説く。簡単にできる「骨盤ゆるめメソッド」も合わせて紹介。

◇  ◇  ◇

片山洋次郎さん 1950年川崎市生まれ。東京大学教養学部中退。身がまま整体気響会を主宰。「野口整体」の思想をベースに、独自の整体法を作り出す。著書「女と骨盤」など多数。

骨盤ケアの重要性が広くいわれるようになったのは、ここ10年ぐらいでしょうか。骨盤は体の要ですから、関心が集まるのは結構なことです。ただ、よくいわれる話の中には、首を傾げたくなるものもある。その代表が「骨盤のゆがみ取り」です。

骨盤は、常に動いています。1呼吸ごと、1日や1カ月、1年などのサイクルの中で、形が微妙に変化する。また、リラックスしているときと、何かに集中してやる気がわいてきたときでも、状態が変わるのです。

そうした変化の途中で、例えば左右の開き具合が偏るのは、自然な姿です。それを強引に矯正しようとすると、人体の自然な働きを損ないかねない。私はそう考えています。

女性にとって、骨盤の変化を最も実感しやすいのは月経の周期なので、その例で説明しましょう。

骨盤底筋群は骨盤を締める筋肉の総称。肛門を締めるようにイメージすると骨盤底筋全体も縮む
骨盤は、一呼吸ごとにわずかに開閉する。吸うと上部が広がり、吐くと締まるのを繰り返している。動きをイメージしてみよう

■月経3、4日前から骨盤の右側がゆるむ

約1カ月のホルモン周期の中で、骨盤は月経期に最もゆるみます。月経3日目がゆるみのピーク。そこから自然に引き締まっていき、次の排卵を境に再びじわじわゆるみ始める、というサイクルを繰り返します。

そして、ゆるんでいくときは、必ず右側が先なのです。月経の3、4日前から骨盤の右側が一気にゆるみ、月経が始まるころには左側もゆるんで、3日目に左右が揃う。だから月経前や初日、2日目ころは、誰でも左右差があるのです。

左右差が大きいときは月経痛などの症状も強いという傾向は、確かにあります。だからそこだけ見ると、ゆがみが問題に見える。でも時間経過の中で捉えるなら、大事なポイントはむしろ「スムーズにゆるみ、縮むことができるか」なのです。

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