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AbemaTV ゼロからテレビを作り直す(藤田社長)

日経エンタテインメント!

2018/3/31

14歳の天才とトップ棋士が対決する『藤井聡太四段 炎の七番勝負』、一般人が元プロボクサーに戦いを挑む『亀田興毅に勝ったら1000万円』、そして稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人が出演した『72時間ホンネテレビ』など、2017年はAbemaTVが話題作を連発した。そして今年、独自路線を進むインターネットテレビ局が掲げた合い言葉は「レギュラー番組を当てよう」。サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏に、目指すビジョンを聞いた。

1973年生まれ。98年にサイバーエージェント設立。「僕自身はAbemaTVを、リビングではテレビデバイス、風呂ではタブレット、移動中はスマホで見てます。ネット視聴は便利。これが広がることは、もう誰にも止められないと思います」(写真:中村嘉昭)

AbemaTVはサイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資で、16年4月にスタート。サービスの在り方から、配信コンテンツの方針までを担うのが藤田氏だ。

「17年はAbemaTVを見る視聴習慣を作れていなかったので、まずはわざわざ見にいきたくなるものが大事だと考えていました。17年の夏を過ぎても、AbemaTVの話題で挙がるのは3~4月の『藤井聡太~』や5月の『亀田興毅~』という状況に、僕は焦りを感じていて、次のヒットを出さないとマズいと思っていたんです。だから稲垣さん、草彅さん、香取さんが退所された時にはすぐに足が動いて、直接会いに行きました。

その後、尖った企画を出すため週イチで実施している『トンガリスト会議』で、72時間生放送でやろうというアイデアが出たんですが、最初は無理だと思いましたよ(笑)。正直、『亀田興毅~』も、年末の『朝青龍を押し出したら1000万円』も、最初は断られたんですよ。まあ、常識的に考えるとまずは『無理だ』と思いますよね(笑)。でも、そういう企画が多くの人に受ける。出演していただいたみなさんに思いを伝え、実現にこぎつけた結果、17年は話題が途切れなくて、正直ホッとしました」

海外ドラマなど既存コンテンツを調達する一方で、注力するのがオリジナル番組だ。特に17年はバラエティー番組を積極的に配信した。

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