「10年で2倍にする」 兼業投資家の株式成功術頭脳派億万投資家のテーマ株購入法(上)

日経マネー

決算期ごとに業績が大きくぶれたりせずに安定して収益を上げられる仕組みを持っている会社が対象になりますね。不動産業を例に取ると、単発のプロジェクトが勝負のデベロッパーではなく、毎月家賃が入ってくる賃貸業のように定期的に収入がある「ストック型」のビジネスを手掛けている会社の株を選ぶようにしています。

30代。企業に勤める傍ら、割安な成長株に集中投資する。2010年7月に自ら起こした誤発注の失敗を教訓とするため、ハンドルネームを今のものに改名した。投資歴は16年。ツイッターのアカウントは@erroneousOrder

御発注さん(以下、御) PER(株価収益率)はあまり考慮しないのですか。

ろ PERは低い方がいいですが、許容範囲は割と広いですね。20倍台でも買います。

御 僕は割安成長株投資で、株価の水準はPERで判定しています。将来の予想利益で算出した予想PERが5倍以下と割安で、業績が伸びている株を買う。そして値上がりして予想PERで見て割高になったら売り、予想PERが5倍以下の別の銘柄に乗り換えてきました。

このやり方は、相場全体が割安なうちは有効なのですが、全般的に割高になってくると、予想PER5倍以下で選ぶと、業績が伸びている成長株は該当せず、単に割安な株だけになってしまいます。今考えると、PERで見て「割高」と判断して売却した後にも価格の上昇が続いた株を持ちっぱなしにしておいた方がよかったかもしれない。(低価格帯のトンカツ専門店「かつや」を展開する)アークランドサービスホールディングス(東1・3085)や(二輪車用ヘルメットメーカーの)SHOEI(東1・7839)は、売却した後に大きく値上がりしましたから。

相場全体が上がってもグロース投資(成長株投資)を手掛ける人たちに買ってもらえるから、許容される予想PERの水準も上がってくる。30倍でも40倍でもオーケーになる。

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