Men's Fashion

新社会人向けイチ推しスーツ まずは基本に忠実に

How to

大手百貨店の担当者に聞きました

2018.2.24

今春の新入社員諸君! いよいよ春からの新生活に備えてあれこれ準備が忙しい時期だ。「衣食住」は生活の基本とされる。新しい住まいの準備ばかりではなく、仕事の装いは大丈夫か。都内の主な百貨店の担当者に「新社会人にお薦めのスーツ」を選んでもらった。

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■伊勢丹 清潔感、さわやかさを狙え

「イセタンメンズ」のスーツ(税込み7万1280円、以下同) 、「NOME GOTAIRIKU」のワイシャツ(1万5120円)、ネクタイ(1万2960円)

「NOME GOTAIRIKU」のスーツ(7万1280円)、ワイシャツ(1万5120円)、ネクタイ(1万2960円)


伊勢丹新宿本店(東京・新宿)の紳士・スポーツ統括部のマネージャー、田代径大さんは「新社会人はまず自分のサイズの確認を」とアドバイスする。

特に、自分で気にしている部分のサイズは正確に把握しておきたい。サイズが小さくてパツパツになったり、着丈が短かったりするのは避けたいところだ。

田代径大・三越伊勢丹紳士・スポーツ統括部マネージャー

色は「王道」のネイビー、ダークグレー、グレーの3種類。ワイシャツは白が基本だが、ネクタイは「自分の気持ちを表現する色を選んでほしい」と田代さん。

第1のお薦めは「イセタンメンズ」のネイビ-、無地のスーツ(税込み7万1280円、以下同)。同社のプライベートブランド(PB)で、「ソフトな肩周り、コンパクトでシャープなシルエットが特徴」という。提案してもらったコーディネーションでは、光沢感があり、太幅のレジメンタルタイとの組み合わせで清潔感、さわやかさを狙ったという。

2番目はオンワード樫山「NOME GOTAIRIKU」のグレーのスーツ(同)。立体的な肩周りで、硬派で若々しい印象を与えるとしている。

■西武 まずは3シーズン、10マンス対応を

西武池袋本店(東京・豊島)は2017年春、5階紳士服フロアで、ビジネスゾーン売場を改装、ブランドごとの仕切りを無くし、来店客が自由に商品を選べる売り場「ジェントルマンスタイル」を設けた。紳士服飾部のマイスター、岩野裕之さんは「ブランドより自分のサイズにフィットすることが大切」と話す。