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「eスポーツ」五輪採用へ一歩? 平昌で初の公認大会 最高位スポンサーのインテルが推進「20年の東京でも開きたい」

2018/2/21

カメラに囲まれたスタジオでは、2人のプレーヤーが一心にパソコンに向かっていた(韓国・江陵市)

平昌冬季五輪の開幕直前の2月5~7日。氷上競技が行われる江陵(カンヌン)市内で、ゲーム対戦競技「eスポーツ」の世界大会があった。画期的だったのは、国際オリンピック委員会(IOC)から公式なサポートを受けたことだ。本格的な大会としては初の公認とみられる。いよいよeスポーツが五輪の正式競技になるのか――。会場を訪ねて、eスポーツと五輪の未来を探った。

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江陵のオリンピックパークから車で15分程度。海沿いにあるひっそりとした結婚式場で、「インテル・エクストリーム・マスターズ(IEM)」は開かれていた。入り口には何の看板もかかっておらず、一般の人にはeスポーツの競技会場とは分からない。

別のスタジオではキャスターとコメンテーターがモニター画面を見ながら実況する

建物のなかに入ると、テレビカメラに囲まれたスタジオで、2人の若者が一心にパソコンに向かっていた。しんと静まりかえったなか、キーボードを打つ音だけが聞こえてくる。別のスタジオでは、キャスターとコメンテーターが興奮気味にまくし立てていた。「すごい」「勝負ありましたね」。試合の模様はIOCの「オリンピック・チャネル」などを通じて全世界に配信された。

賞金総額は15万ドル(約1600万円)。地元の韓国のほか欧州、北米、南米、東アジア、西アジア、アフリカ、オセアニアなどの予選を勝ち抜いてきた18人が技を競った。

IEMはeスポーツの大会のなかでも歴史が古く、2006年に始まった。通常はロックコンサートのように大きな会場に観客を集め、大歓声のもとでプレーすることが多い。2月末と3月初めにポーランドで開くIEMの次の大会でも、5日間の会期中に合計17万人の観客動員を見込んでいる。

■ひっそりと「公認大会」開く理由とは

せっかく平昌五輪に合わせて開いたIOC公認の大会なのに、なぜもっと目立たせないのか。IEMを主催するインテルに聞いてみた。インテルは17年6月に五輪の最高位スポンサー(TOP)になって以来、IOCとのパイプを通じてeスポーツを推進している。

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