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焼き鳥は「近火の強火」 絶妙の焼き加減、おまかせで

2018/2/26

人気の1本「手羽先」 皮目はカリッと香ばしく、肉のうまみが強い

東京・目黒の予約が困難と言われる焼き鳥店「目黒 鳥しき」。その分店「目黒 鳥かど」が2017年1月にオープンして以来、本店同様、分店もおいしいとの評判が広がり、今や、分店も予約困難な人気店となっている。

Summary
1.焼き鳥の人気店「目黒 鳥しき」の味を受け継ぐ分店「目黒 鳥かど」
2.「近火の強火」の技が生きる焼き鳥をすべておまかせで
3.おまかせコースの合間の、オリジナルの一品メニューも人気
天井やカウンター内の冷蔵庫や作業台もすべて黒塗り 白木のカウンターが舞台のように際立つ

JR目黒駅から権之助坂を下り、目黒川を渡ってすぐ、小道を入った階段下に「目黒 鳥かど」はある。控えめな看板を横目に扉を開けると飛び石が数個、そこで目に飛び込んでくるのがこの白木のカウンターテーブルだ。

奥にのれんがかかり、天井は黒漆喰、よく見るとカウンター内の冷蔵庫や作業台もすべて黒塗り。ライティングによってカウンターが舞台のように際立ち、これからここですごす時間をいや応なしに期待させる演出がにくい。

焼き手は、本店「目黒 鳥しき」の店主、池川義輝さんの弟子で、「目黒 鳥かど」の店主である小野田幸平さん。

小野田さんは、18席あるコの字型のカウンターの中で炭火に立ち向かう。本店から継承する「近火の強火」の焼きは、うちわであおぎながら火の当たり、たれをつけるタイミングを考えて、常に串を動かす職人の仕事。「めちゃくちゃ熱いですよ。でも一つとして同じ形はないし、今も毎日修業の思いです」と小野田さん。

目の前で焼いているのに、厨房とテーブルの間にガラスなどの仕切りがない。それでも店内に煙もほぼ立たないのを不思議に思って聞くと、焼き場のすぐ上に換気扇が付いているとのこと。この風の流れが、焼き鳥の香ばしさを一層引き立てているようだ。

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