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女性管理職が語る

「任せる勇気、応える気概」が指針 性別は関係ない 東京海上日動火災保険常務執行役員 柴崎博子氏

2018/2/22

柴崎博子・東京海上日動火災保険常務執行役員

管理職として活躍する女性が仕事やプライベート、働き方への思いを自らつづるコラム「女性管理職が語る」。これまで8人の女性管理職の方に登場してもらいました。その8人が交代で執筆を続けます。今回は東京海上日動火災保険常務執行役員の柴崎博子氏の2回目となります。

◇  ◇  ◇

私は2003年に新横浜支社長となりました。当社では初めての女性の支社長、マネジャーでした。プレッシャーはありました。それでも「自分に何ができるか」「何をするために自分が存在するのか」を考えるよう努めました。何事もあきらめない強い思いがあれば何とかなると信じ、自分のできることから取り掛かることにしました。

新横浜支社では、支社長としてマネジメントの重要さを学ぶことができました。

マネジメントでは、組織のビジョンをつくり、メンバーと共有する必要があります。さらに、数ある施策を遂行し目標を達成するには、一人ひとりに丁寧に伝え指導していくことと、そのための仕組みが求められます。

「三人寄れば文殊の知恵」ということわざをヒントに「文殊チーム」という仕組みを採り入れました。スピード感をもって取り組むべき施策を実行するため、また役割を明確にするため、3人のチームを支社内にいくつもつくったのです。

それぞれのチームがなすべき施策を主体的に考え、責任感を持って実行する。それによって支社の業績が伸びるようになり、メンバーが自信を持ってくれたと思います。

チームの活動に口を挟みたくなるときもありました。それでも、できるだけメンバーに任せるように努めました。メンバーも私の期待に応え、自立自走してチーム活動を推進できるようになりました。

やがて私のなかに「任せる勇気、応える気概」という言葉が生まれました。その意味は「マネジャーは部下に勇気を持って任せることが時として必要であり、部下はマネジャーの期待に応えるために気概をもって物事に取り組む必要がある」というものです。今でも私の指針の1つになっています。

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