マネー研究所

ポイント賢者への道

ポイントは「プリカ」に振り替え 多彩な店舗で使える ポイント賢者への道(49)

NIKKEIプラス1

2018/2/14

写真はイメージ=PIXTA

 ポイントはためたお店で商品を購入したり、景品に交換したりするのが一般的です。しかし、前回紹介したように最近は、他社が運営するポイントに交換できる機会が増えています。筆者がもう一つ注目する交換先がプリペイドカードです。保有ポイントを特定のプリカの残高としてチャージして決済に使えるサービスが増えてきたからです。

 具体例で説明しましょう。NTTドコモの契約者にはdポイントが付与されます。このポイントは、同社が扱う「dカード プリペイド」に1ポイント=1円として振り替えることができます。同カードは世界中にあるMastercard加盟店で決済に利用できます。dポイントのまま、その加盟店で使うのに比べ、はるかに多種多彩な店舗で使えるようになり便利です。

 プリカへのチャージにはもう一つ利点があります。dポイントは例えばローソンの店頭で買い物に使えますが、その際、当然ながら新規のポイントは付きません。しかしプリカにチャージしたうえで決済すると、200円につき1ポイントを獲得することができます。ポイントがポイントを生む格好です。同カードは、dポイントの利用に必要なアカウントさえあれば審査不要で申し込め、年会費や発行手数料は原則かかりません。

 au(KDDI)もほぼ同様のサービスを提供しています。WALLETポイントを「au WALLETプリペイドカード」にチャージして使えます。

 JCB加盟店で使える「LINE Payカード」の場合、決済時にたまるLINEポイントを再度、カードにチャージして決済に使うこともできます。その際に新たにポイントを獲得できます。プリカはポイントの汎用性を高めるだけでなく、ポイントを増やす効果もあるので、是非活用してみてください。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年2月10日付]

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