「できる男」への第一歩は 手入れの行き届いた靴からプレゼンスコンサルタント 丸山ゆ利絵

(1) 靴全体をブラッシング
(2) 細かいところのほこり、汚れをブラシで取る
(3) クリーナーを柔らかい布にとり、円を描くように塗りながら汚れを拭き取る
(4) 残ったクリーナーを伸ばしながら磨く
(5) 靴クリームを柔らかい布にとり、靴に塗っていく。あせたところを補色する。
(6) 布で磨き、仕上げにブラッシング

何足かをまとめてやろうとすると、それなりに時間がかかります。身だしなみについての意識が高い紳士には、「靴を磨くのが趣味」という人も少なくありませんが、そのレベルをいきなり目指そうとすると、かなり負担に感じるでしょう。無理をせず専門家に任せてしまうのも、ひとつの方法です。

■自宅に1セット、お手入れグッズを

ベーシックなお手入れグッズを自宅に1セット置いておいたほうがいい(撮影協力 fianco)

ただ、表革の靴を毎日履くような仕事の方は、シューツリーとともに、ベーシックなお手入れグッズを自宅に1セット置いておいたほうがいいでしょう。

よく使われている液状のツヤ出し塗布剤は便利ですが、専門家に言わせると「いつも使うとかえって靴の皮革を痛めるので、頼り切ってはいけない」ということです。使うのは、色あせた箇所などをクイックメンテナンスするときなどに、とどめておいたほうがよさそうです。

持っておくべきは以下のようなグッズです。セットになったものが簡単に入手できるので、利用されてはいかがでしょうか。

・ホコリを払うブラシ(馬毛がよいとされる)
・仕上げ用のブラシ(豚毛がよいとされる)
・柔らかい布
・クリーナー(汚れ取りのクリーム)
・乳化剤(靴のツヤを補う色クリーム)

■毎日身につける品々に礼をつくす

「一流の人は身につけるものをこまめにメンテナンスしている」。これは数多くのエグゼクティブと接してきた私の実感です。お手入れを怠らない人の外見には、前述のように、ほのかなツヤや光沢が加わります。それが独特の雰囲気を醸し出し、「パッと目を引く存在感」を身にまとわせてくれるのです。さらに、毎日自分が身につける品々に礼をつくし、十分に手入れすることで、あなたの内部には自信が蓄えられていきます。それが周囲に「できる男」と感じさせてくれるのです。

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丸山ゆ利絵
ホテル西洋銀座やアークヒルズクラブなどを経て2010年、経営者などに「ふさわしい存在感」の演出方法を助言するコンサルティング会社、アテインメンツ(大阪市)を設立、代表に就任。15年、ビジネスマンに正しいスーツの着方を指南する「スーツ塾」を開講。 著書に「『一流の存在感』がある人の振る舞いのルール」(日本実業出版社)など。

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