シャボン玉が凍る! 水晶のように美しい極寒の映像
2018年初頭、猛烈な寒波が米国各地を襲った。熱湯を空中にまくと、地面に落ちる前に氷の結晶に変わってしまうほどだ。そんな極寒ならではの映像がインターネット上に次々と投稿され、話題になっている。その中から、クリスタルのように美しい「シャボン玉が凍る」映像をお届けしよう。
シャボン玉は、水分子の層が石けん分子の層に両側から挟まれてできる。外側が寒いと、シャボン玉が弾ける前に水の層が凍る。水の層が凍って固くなると、シャボン玉の中の空気が広がり始める。シカゴ科学産業博物館、科学教育振興センターのブライアン・ウーナー氏によると、外側が寒いほど、シャボン玉は長く形を保つという。
「氷点下の気温のように、外がすごく寒いと、シャボン玉は氷の結晶を形成します。弾けて消えるのではなく、結晶ができてからひびが入ります」
(日経ナショナル ジオグラフィック社)
[ナショナル ジオグラフィック 2018年1月10日付記事を再構成]
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