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iDeCoの納付 「毎月+ボーナス」の併用が可能に 集中納付で手数料は減るが分散効果は薄まる

2018/2/11

写真はイメージ=PIXTA

個人型確定拠出年金(iDeCo=イデコ)の加入対象が2017年から大きく拡大して1年強。昨年までは掛け金を毎月定額で納めることしかできなかったが、今年からは年単位で管理され、ボーナス月の集中納付も可能になった。納付の回数を減らせば口座管理費用を削減できるが、時間分散効果を過度に薄めさせないよう気をつけたい。

イデコは投資信託や預貯金を選んで自分で運用する。掛け金全額が所得控除になって所得税・住民税が減るなど税優遇が大きい。16年までは自営業者や企業年金のない会社員だけが加入できたが、昨年から現役世代の原則全員に拡大。加入者は16年末の30.6万人から17年末には74.5万人へ2.4倍に急増した。

■納付回数は年1~12回で選択可能

年単位化で納付回数を年1~12回から選べるようになったのに加え、各月の掛け金も定額でなくてもよくなった。企業年金のない会社員(年間納付上限額27万6000円)の人がボーナスに合わせて7、12月の年2回、同額を納付するケースをみよう。

毎月同額納付なら月2万3000円が上限。毎月の納付可能額で使わなかった分が月々積み上がっていく。例えば6月まで納付がゼロだと7月は7カ月分の16万1000円納付できる。このうち6カ月分に当たる13万8000円を納付して、残りの2万3000円は翌月以降に繰り越すこともでき、12月の納付可能額はやはり6カ月分となる。

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