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つらい花粉症 のみ薬より先手の点鼻&点眼薬が効果的

春に負けない花粉症対策2018(上)

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NIKKEI STYLE

日経ヘルス

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ……。つらい花粉症を制するには、先手を打つことが肝心。鼻にはまず点鼻薬をシュッ、そして目には点眼薬を。症状がひどくなる前から始めるのが鉄則だ。花粉症対策の最新情報を3回に分けてお伝えする。1回目は花粉症のメカニズムと薬の服用・使用時期について見ていこう。

◇  ◇  ◇

花粉症の時期はマスクをして薬ものんでいるけど、それでもやっぱりつらい……。そんな人が多いのではないだろうか。実は、薬をしっかり効かせるには2つのコツがある。

第1は先手を打つこと。「薬は症状が出る前から使い始めるのが最も効果的」と、こすぎ耳鼻咽喉科クリニックの金井憲一院長。花粉が本格的に飛び出すのは2月中旬以降だが、気がつかないだけで年明け頃から少しずつ飛んでいる。この段階から、体の中ではアレルギー反応が起こり始めているという。

「ごく少量の花粉でも、繰り返しさらされていると、鼻粘膜に炎症が起こり、花粉に対して次第に過敏になっていく。症状がまだ出ていない、この段階から薬で炎症を抑え込めば、症状が出るのが遅れ、しかも軽くてすむ」と金井院長。これは「初期療法」と呼ばれる方法(下図)で、鼻だけでなく目も同じ。「目のかゆみが出る前に点眼薬を使い始めると、症状が明らかに抑えられる」と東京女子医科大学眼科の高村悦子臨床教授も話す。

先手を打つタイミングは、花粉が本格的に飛散し始める1~2週間前。地域によって多少の差はあるが、だいたいバレンタインデーまでに開始するといい。逆に飛散量が増えて症状が出てきてからだと、鼻や目の炎症がひどくなっているため、薬が効きにくかったり、薬の種類を増やすことになったりする。「出遅れ」のデメリットは大きい。

もう一つのコツは、のみ薬ではなく、点鼻薬や点眼薬を最初に使い始めることだ。「えっ、のみ薬が先じゃないの?」と思う人も多いだろうが、実は逆の方がより効果的。鼻の場合は、「鼻粘膜の炎症を抑える『ステロイド点鼻薬』を毎日使い続ける。抗ヒスタミン薬をのむより効き目は格段に強い」と金井院長。初期療法で両者の効果を比較したところ、ステロイド点鼻薬群の方が明らかに症状を抑えられたという(下グラフ)。

点鼻薬や点眼薬は、花粉というアレルゲンがアレルギー反応を引き起こす、まさに最前線で働いて症状を抑える。「点鼻&点眼ファースト」が、花粉症治療の新常識といえる。詳しくは次回以降の記事で解説しよう。

金井憲一さん
 こすぎ耳鼻咽喉科クリニック(川崎市中原区)院長。1994年、山梨医科大学(現山梨大学医学部)卒業。昭和大学藤が丘病院耳鼻咽喉科准教授などを経て、2014年から現職。花粉症の治療に詳しい。日本耳鼻咽喉科学会専門医。
高村悦子さん
 東京女子医科大学眼科(東京都新宿区)臨床教授。1979年、東京女子医科大学卒業。2010年から現職。専門は角結膜感染症、アレルギー性疾患など。同大学眼科にドライアイ外来を開設。日本アレルギー学会代議員なども務める。

(ライター 佐田節子)

[日経ヘルス2018年3月号の記事を再構成]

日経ヘルス 2018年 3 月号

著者 : 日経ヘルス編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 700円 (税込み)

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