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「何を買う」ではなく「何のため」 資産形成の第一歩

日経マネー

2018/2/22

子供には「何のために投資するか」を伝えたい。写真はイメージ=123RF
日経マネー

[親父の悩み]「投資を始めようと思うんだけど何から始めればいい?」と息子から聞かれた。投資口座の開設の仕方など事務的なものは子供の方が分かるはず。親ならではのちょっとしたアドバイスをしてやりたいのだが。

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イラスト:ふじわらかずえ

 投資を始めるにはまず何をしたらいいかとよく聞かれます。手続きは金融機関ごとに違いますし、事務的な細かいことはウェブで検索した方が分かりやすいでしょう。

 肝心なのは、金融商品で資産形成をしようとする時に「自分とプロとの仕事の割合」を最初に考えておくことです。資産形成のための投資をするという行為は、実は下図のような6つのプロセスを実行していくことにほかなりません。こうしたプロセスの「どこまでを自分でやるのか、どこからプロに任せるのか」をまず考えてほしいと思います。

注:緑色の部分は運用会社がやってくれる

■自分がやる範囲を決める

 多くの人が(3)の「投資対象」から考え始めます。つまり「どの株を買ったらいいんだろう」ということです。でもその前に、何のための投資なのか、その投資に合った口座は何かを考えてほしいと思います。これがないと、いつまで投資を続けるのかといった大事なことが明確になりません。

 その上で、「どの金融商品を投資対象に選ぶか」を決めます。自分でどの企業の株式が良いのかを選べる人は(3)から始められるでしょう。でもそれができないなら、プロに任せましょう。それが投資信託といわれる金融商品です。

イラスト:ふじわらかずえ

 投信は、個人の少額の資金を集めて大きなプールにして、それをプロが運用する金融商品です。その運用方針によってどんな企業の株式を運用の対象にするのか、いつ買って、いつ売るかをプロが代わって行ってくれるわけです。

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