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東京五輪、最も関心薄いのは30代 1番人気の種目は? 50歳を境に違いくっきり、関心の高さトップは70代以上

2018/2/15

「観戦したいスポーツ」では水泳がトップ。体操、陸上競技が続いた(写真は2016年のリオデジャネイロ五輪)

 2020年の東京五輪に関心があるかどうかを国内の男女に聞いたところ、50歳未満の世代で急激に関心が薄れることが日経リサーチの調査でわかった。特に30歳代は「関心がない」と「どちらかといえば関心がない」の合計が全世代のなかで最高の35.9%に達した。大会を盛り上げるうえで、世代間のギャップ解消が課題になりそうだ。

 調査は17年11~12月に日経リサーチがインターネットを通じて実施した。全国の15歳以上の2057人から回答を得た。

 全体では「非常に関心がある」という回答が15.2%、「どちらかといえば関心がある」を合わせても51.1%にとどまった。一方で「関心がない」は14.7%、「どちらかといえば関心がない」は15.3%で、両方を合わせた無関心層は30%だった。

 世代別では大きな違いが出た。最も東京五輪に関心を示しているのは70歳代以上で、「非常に関心がある」と「どちらかといえば関心がある」の合計は59.2%にのぼった。50歳代、60歳代も関心は高く、それぞれ54.1%、51.6%だった。一方、40歳代は46.5%、30歳代は45.9%、20歳代は48.8%で、そろって半分を下回った。

 もっとも若年層がそろって無関心とは限らない。「非常に関心がある」と答えた割合は、20歳代以下の男性が18.7%で、50歳代男性(20.8%)に次いで高かった。世代を超えて関心を呼び起こす余地はあるとみられる。東京五輪の大会組織委員会は3人制バスケットボールなど「都市型スポーツ」の実施を決めており、若年層を引き寄せながら大会の開催機運を高めたい考えだ。

 関心がある比率を男女別でみると、男性が51.7%だったのに対し女性は50.4%と若干低かった。関心がない比率も男性が29.7%、女性が30.3%と、女性の方がやや高めだった。

 地域別では、関心がある割合が高かったのは四国(64.1%)と東北(55.7%)で、開催都市の東京都がある関東(52.5%)を上回った。関東から遠い九州と北海道はそれぞれ42.2%、47.9%と低かった。

 東京五輪で観戦したいスポーツ(複数回答)は、水泳をあげた人が33.7%でトップで、体操(31.8%)、陸上競技(30.4%)が続いた。ほかにもサッカー(21.4%)、野球・ソフト(21.3%)、卓球(21.1%)、柔道(20.7%)が上位に入った。無関心層が目立つ40歳代の女性でも水泳、体操を挙げる人は多かった。30歳代、40歳代の男性では、野球・ソフトボールがトップで、サッカーや陸上競技も人気だった。

(山根昭)

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