マネー研究所

日経マネー 特集セレクト

「投資でひともうけ」はダメ お金はゆったり働かせる ようこそ、投資を始めた若者たち(上)

日経マネー

2018/4/2

写真はイメージ=123RF
日経マネー

さわかみあつと 1973年ジュネーブ大学付属国際問題研究所国際経済学修士課程履修。ピクテ・ジャパン代表取締役を務めた後、96年あえてサラリーマン世帯を顧客対象とする、さわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立(撮影:大沼正彦)

 国内初の独立系投資信託会社として知られる「さわかみ投信」。同投信を立ち上げた澤上篤人氏は、長期投資こそ資産形成の有用な手段だと説く。投資に馴染みのない若い人たち向けに、長期投資への向き合い方について解説してもらった。

◇  ◇  ◇

 最近、若い人たちの間で「投資を始めてみようかな」といった声が、随分高まってきている。中でも若い女性で、投資に前向きな姿勢が目立つ。

 結構なことである。年金はもう当てにできそうにない。それは皆分かっている。給料もそれほど増えないし、将来に向けての「お金の不安」が、若い女性たちの頭から離れない。

 何とかしなければ、このまま年を重ねていったらマズイぞ。そう考えると、「やっぱり投資しなければ」となるのは自然の流れである。

 実は、そこから先が問題である。世の中で一般的な「投資もどき」をやってもらっては困るのだ。

 投資もどきで頑張れば頑張るほど、「投資は難しい」とか「投資はリスクが大きい」となってしまう。実際、皆さんの周りの投資家が口をそろえて、そう言って嘆いているじゃない。

 そこで、今回は本物の投資、とりわけ長期投資というものを一緒に考えてみよう。新しく投資を始めようとする若い彼女らに、幸せな投資の第一歩を踏み出してもらおうではないか。

マネー研究所新着記事

ALL CHANNEL