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冬太り? ダイエットよりも必要な「自分へのマナー」

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NIKKEI STYLE

冬は年末年始などのイベントで食事会が重なったり、寒さでつい運動不足になったりしがちな季節です。体重増加も気になりますが、体の不調を感じたら必要なのはダイエットよりも「自分へのマナー」。マナーコンサルタントの西出ひろ子さんに体調を整えるマナーの考え方を聞きました。

◇  ◇  ◇

この冬は寒さがひときわ厳しいようです。寒い時期は、冷えやむくみなどさまざまな不調を自覚する方が多いことでしょう。さらに、年末から年始にかけてのイベント続きが尾を引いて、まだ体重が戻らない……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなとき、つい「ダイエットして体重を落とそう」と思いがちですが、重要なのは体重ではなく、体がいろいろな不調を感じているという状態のほうですね。

いつも申し上げているのですが、マナーは「思いやりを持って相手の立場に立ち、いい関係を築いていく」ためのものです。この「相手」を自分自身の体とみれば、自分に対する思いやりとなります。「寒さ厳しき折、ご自愛ください」と言うときの「自愛」はまさに自分自身に対するマナーの精神なのです。

自分自身の体調や感情面がよくないと、他人に対して優しい気持ちになれなかったり、プラスになることをしてあげられなかったりするかもしれません。自分の不調は、家族や職場の人たちにも影響してしまいます。自分自身をいたわって調子をよくしておくことが、結局は自分以外の人のためにもなるということは、意識しておく必要があります。

「負担をかけない」がマナーの基本

私はもともと食べることが好きで、甘いものが大好物、海外との仕事の関係もあり、夜遅い時間に飲食もしていました。ところが数年前に体調を崩し、考え方が変わりました。

自分自身をつくってくれている体、内臓に思いやりを持つときに、それらに負担をかけないためにはどうすればいいのか。これをマナーの一つとして実践するように切り替えたのです。

あくまでも個人的な感覚をベースにお話ししますが、一番簡単なのが、夜の8時以降は飲食をせず内臓を休ませることです。次の食事まで12時間は空けるとよいそうです。もともと夜型だった私ですが、実践した1日目の翌朝から、体が驚くほどすっきりとしたのです。その爽快感が忘れられず、夜遅い時間にはもう食べなくてもいいと思えるようになりました。胃と腸は密接に関係しているので、夜遅くまで食べ過ぎたり消化が悪いものを食べたりして胃に負担がかかると腸にも影響し、便秘などに悩みがちになりますが、これも解消しました。

もう一つ実践したのが、冷たい飲食物は取らないということ。常温のものはOKです。

年末年始はどうしても宴会などのイベントが続きます。私が「夜遅い時間に食べない」「冷たいものを取らない」を実践し始めてから3年以上がたちましたが、実はこの年末年始は周囲から「きょうぐらいはいいんじゃない?」などと言われてつい冷たいものを飲食していました。すると、正月のうちから明らかに体調が悪くなったばかりか、思考能力も低下してきたのです。これはいけないと、あわてて体調の立て直しに努めました。

自分自身の体に負担をかけないことが自分に対するマナー。そう考えて心掛けた結果、私の場合は体重も自然に落ちて、まさに一石二鳥でした。

量を控えたい会食はゆっくりかむ

ただ、夜遅い時間に食べないようにといっても、会食や仕事のイベントなどで食べざるを得ないこともよくあります。

そんな場合はもちろんお付き合い程度にはいただくのですが、その際に気を付けているのが、最低30回はゆっくりかむことです。よくかむことで胃の負担が軽くなりますし、食べる分量も自然に減ります。

会食だけど自分は食べる量を控えたい場合、周囲が「食べないの?」と気を使ったりしないように配慮することも大事です。会食の場では食べないと失礼に当たると考える方もいらっしゃると思いますが、人それぞれ、いろいろな理由で食べられないケースはありますので、そこは互いにマナーの精神で配慮をしたいですね。繰り返しますが自分を大事にしないと周囲をプラスにはできませんので、自分の体調を整えることが先決。決して無理をしないようにしてください。

食べ過ぎて体が重くなってしまったとき、私がよく実践するのが、リンゴとキャベツ、ニンジンを小さめに切って20ccの水を入れてミキサーにかけ、細かくしたものをよくかんで食べることです。これは食事指導を受けた漢方の先生に教えていただいたのですが、野菜や果物はそのまま食べると意外と分量が食べられませんが細かくするとたくさん食べられます。胃に負担をかけずに栄養が取れて整腸作用もあるので、1食か2食をこれに置き換えるだけでも効果が感じられます。肌荒れや肌のくすみも減るようです。豆腐やオクラ、アボカドなどを入れるときもあります。

そして、自分自身を常によい状態に整えるための「やる気スイッチ」としておすすめなのが、仕事でもプライベートでも1カ月に1度は、何かイベントを設定することです。人前でプレゼンをするとか、パーティーに出席するなど。最近はSNS(交流サイト)もはやりですから、そうしたイベントではたいてい写真を撮りますよね。できるだけ納得のいく状態で写真が撮れるようにと思えば、その日に合わせて体調を整え、体がすっきりと軽快になっていくのが楽しみになります。ぜひ試してみてください。

西出ひろ子
 マナーコンサルタント・美道家。英国の民間企業WitH Ltd.ウイズ・リミテッド日本支社代表を務めたのち、ヒロコマナーグループの代表としてウイズ株式会社、HIROKO ROSE株式会社、一般社団法人マナー教育推進協会を設立。企業などでの研修・コンサルティング、マナーを軸に健康、美容、ファッションなどトータルな人材育成とコンサルティングを行う。オリジナルブランド「ヒロコスタイル」でマナーに則した洋服やバッグもプロデュース。著書は70冊以上。

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