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VWポロ「クルマはエコのみに生きるにあらず」

日経トレンディネット

2018/2/7

約8年ぶりにフルモデルチェンジした「ポロ」
日経トレンディネット

 欧州では2017年発売された6代目となるフォルクスワーゲン「ポロ」。「東京モーターショー2017」で日本初公開され注目を集めた新型ポロに、小沢コージ氏が試乗した。

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■日本ジャストサイズのワーゲン

 キター、久々のドイツ勢大逆襲! 思わずそう叫びそうになりましたよ、新型6代目フォルクスワーゲン「ポロ」。ご存じ世界のベストセラーコンパクトカー「ゴルフ」の弟分で、最大のキモはいまだ全長4mチョイをキープしている手ごろなボディーサイズ。

 兄貴分のゴルフは4.2m台でそっちのほうがグローバルスタンダードではあるんだけど、道の狭い日本や一部アジアじゃ小さければ小さいほど喜ばれる。実際、なんだかんだ登録車で日本一売れているホンダ「フィット」、トヨタ「アクア」、日産「ノート e-POWER」はすべて4m前後とまさしくポロのガチンコライバル。

 ところがポロは輸入車だけに価格は微妙に高めの200万円台で、日本じゃフィットやアクアほどには売れません。でもコンスタントに年間販売台数1万台をキープし、全モデルで年間6万台行けば御の字の輸入車ブランドにとって重要過ぎるヒットメーカー。グローバルで1400万台以上とゴルフの半分くらい売れ続け(ゴルフは3300万台以上)、VWグループジャパン不動の3番バッターとして君臨してきているクルマなのです。

■唯一の弱点はハイブリッドがないこと

 日本では若干不調気味ではありますが、VWグループの2017年の総販売台数は過去最高となる1074万台を記録し、トヨタグループを2年連続で抑えて再びグローバル世界一。彼らとしてはさらに成長するために、これまで以上に攻めた商品作りをしなければならなかったのでしょう。

 よって6代目ポロはスタイル、広さ、質感、ハイテク度の全域で攻めてきており、唯一厳しいのはパワートレインにハイブリッドの設定がないこと。これこそが世界と日本の温度差で、その不利な条件を、はたしてVW流新クオリティー攻撃はどこまでカバーできているのか?

 今年春には上陸するという新型ポロを本拠地ドイツ・ヴォルフスブルグ周辺で小沢コージが検証してまいりました。

■一瞬ゴルフに見えるツラ構え

 最初のキモは「あれれ? ゴルフか?」と一瞬思わせるエクステリアでしょう。

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