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「これが10倍株の条件か…」 億万投資家の熱き対談 億万投資家が語る大化け株の攻略法(上)

日経マネー

2018/3/23

写真はイメージ=123RF
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特定の業種の小型成長株に集中投資するアタッカー。時に業績回復株で大勝負に打って出る策略家。投資法の異なる億万投資家の2人に大化け株発掘のノウハウを語り合ってもらった。2回に分けて紹介する。

◇  ◇  ◇

──まずは自己紹介を兼ねて、手掛けている投資手法について改めて教えてください。

槙谷さん(以下、槙) 私は時価総額の小さい銘柄をまとまった金額で購入して、価格が上昇して時価総額が大きくなった時点で売却しています。時価総額の小さい銘柄は機関投資家だけでなく個人投資家も注目しておらず、購入している人は少数です。だから価格が低く時価総額も小さい。そうした銘柄が何らかの材料で注目され始めると株価が上がり、時価総額も徐々に大きくなっていきます。そうして認知度が高まると、個人投資家だけでなく機関投資家も買い始めて価格が大きく上昇します。そこで売却するわけです。

たーちゃんさん(以下、た) 時価総額の小さい銘柄を多く買って、価格が上がったら売る点は一緒ですね。ただ、株価が割安かどうかを判定する際に見ている指標は異なるのかな。僕はPER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)をやはり見て、それで銘柄をスクリーニングしていく。槙谷さんはこれらの指標はあまり見ず、専ら時価総額を見る形でしょうか。

槙 PERやPBRも見ますが、私が主に投資しているバイオ株やゲーム株は、時価総額が小さい時点では利益を出しておらず赤字であることが多い。ですから、PERを算出できません。その代わりに手持ちのキャッシュや借入金の額などを見て、倒産する恐れがないかどうかを確認しています。

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