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仮想通貨で利益、税金はどうなる? 最高税率は55% 雑所得だが総合課税に。商品購入、通貨交換にも課税

2018/2/4

 2017年に相場が大きく上昇した仮想通貨。思わぬ利益を得て確定申告の準備を始めた人もいるだろう。国税庁は同年12月、仮想通貨の所得の計算方法を公表し、適正に申告するよう周知に力を入れている。確認しておくべき利益申告の基本知識と投資上の留意点をまとめた。

 仮想通貨の取引価格は昨年大きく上昇した。国内大手取引所のビットフライヤーによると、円建ての取引所価格は17年の1年間でビットコインが14倍、イーサリアムは94倍に上昇した。

 国税庁は17年12月、仮想通貨の所得の計算方法を示した。仮想通貨を売却したり、商品を購入するなどして決済に使ったり、さらに仮想通貨同士を交換したりしたときに出た利益に課税する。利益から必要経費を引いた額が所得となるが、給与所得者は給与以外の所得が20万円を超えると確定申告が必要になる。

■総合課税で税率は15~55%

 税法上は原則、「雑所得」に区分され為替差益と同様に総合課税の対象だ。税率は一律10%の住民税を合わせると15~55%。所得が高いほど税負担が重くなる。

 同じ雑所得でも外国為替証拠金(FX)取引は「先物取引に係る雑所得」として他の所得と区分され、所得税・住民税を合わせた税率は一律20%の申告分離課税が適用されるのと対照的だ。

 まず、所得を把握するために表計算ソフトで取引明細を作成しよう。特定口座で取引した金融商品は証券会社が「年間取引報告書」で所得計算をしてくれるが、仮想通貨は自分で計算する必要がある。

 多くの通貨取引所では取引記録をウェブサイトでダウンロードできる。明細には日時、仮想通貨の種類、取引数量、取引価格、手数料を記入し、年間の所得を計算する。

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