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お金の話、小学生から プロに聞く我が家の金銭教育 報酬は外貨建て、モノポリーで投資も教える

2018/2/3

写真はイメージ=PIXTA

 貯蓄から投資への流れは年々強さを増している。長い低金利で銀行の預貯金でお金を眠らせてしまっては資産を増やせない。企業年金や賃金体系なども変わりつつあり、今の子どもたちは社会人になった途端に投資と向き合わざるを得ないだろう。大人になるまでに投資の知識をどう習得させればいいのか。ファイナンシャルプランナー(FP)など、お金の専門家が実践する方法を聞いた。

■小学2年生の長男へ

 「このノートの原価はいくらくらいだと思う?」。外資系の銀行で外国為替ディーラーとして働く八木由香さんは、日々の生活の中に金融教育を採り入れる。

 長男を連れて近所のスーパーに買い物に行けば、棚に並ぶ商品を指して教材にする。「物の値段がどのように決まるのか、問いかけたり話したり」だという。

 八木さんの目標は「低学年のうちに経済のイロハを理解させること」。買い物や外食先がその教室だ。経費と利益。需要と供給。お金の流れを考えやすいように、身近な物に例えて話すよう意識している。

 長男への教育は小学校入学とともに始めた。「はじめは訳もわからない様子だったが、最近は、交通費も経費に含まれるんだねっていう調子。少しずつ理解が進んできている」

 外国為替についてもイタリアに住む親類を引き合いにして話す。別の種類のお金を使っていること、円と交換するための値段が日々変わることを説明した。

 今では「安い時にたくさん交換し、高くなった時に元に戻せばお金が増える」ことを長男は理解する。高学年になったら次は、親の口座で投資信託や株式の投資を体験させるつもりだ。

■小学5年生の長女へ

 「やり繰りと貯蓄、働くことの大切さを習得してほしい」。そんな考えから、福岡市のFP串宮由紀子さんが子どもに徹底させるのはお小遣いの自己管理だ。

 長女への小遣いは月3500円と周囲より多めにしている。学校の授業で必要になる文房具や、家庭科や図画工作で使う教材などを、親が買い与えるのではなく、自費で調達させる。

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