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桐谷さんの株主優待入門

桐谷さん厳選 「ジャンル別優待ベスト3」はこれだ

日経マネー

2018/2/7

写真はイメージ=PIXTA
日経マネー

「日経マネー」の連載でもおなじみの優待名人・桐谷広人さん。今回は2月・3月に取れるお気に入りの優待をジャンル別に教えてもらいました。

◇  ◇  ◇

こんにちは、桐谷です。今回は「日経マネー」の優待特集に合わせて、私のお気に入り優待をジャンル別に紹介しましょう。

桐谷広人(きりたに・ひろと) 68歳。元プロ棋士(七段)。1984年の失恋を機に株式投資を始める。現在800以上の優待銘柄を持ち、その優待品で日々の生活をほぼ賄っている。癒やされる人柄も人気の理由

「外食」の優待といえば、年間4万円分の優待ポイントがもらえるコロワイド(東1・7616)が代表格。ただ現在は株価が上がり過ぎて、優待を取るのに100万円を超える投資が要るのがネックです。

そこで私が今一番いいと思っているのが、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(東1・3387)。優待+配当の総合利回りが約5%と高く、食事券が使える店舗も子会社のSFPホールディングス(東2・3198)のお店を含めて全国にたくさんあります。私はよく、「しゃぶ菜」や「きづなすし」を利用しています。

山喜のシャツ。桐谷さんは東京・お台場のアウトレット店舗によく買い物に行っている

「買い物」の筆頭はシャツ大手の山喜(東2・3598)。お店ではシャツの他にも、ネクタイやズボンなどいろんなものが買えるのがいいですね。いつも持ち歩いているバッグもここで買ったもの。ポケットがたくさんあって、優待券を仕分けるのに便利なんですよ。

タカキュー(東1・8166)はもう20年間くらい株主をやっていて、今までに最も優待を利用してきた銘柄ということで愛着を持っています。最近は毎年、ポロシャツを優待券で買っています。

「カタログギフト」は何といってもオリックス(東1・8591)。食品や雑貨などが選べる「ふるさと優待」は豪華でお得感があります。2017年は期限ギリギリに申し込んだところ、第1希望の肉が残念ながら品切れになっていて、第2希望のうどんをもらいました。

注:データは2018年1月5日時点。同内容の優待が年2回ある場合、1回分の内容を表記

「食べ物&飲み物」で利回りがいいのはTOKAIホールディングス(東1・3167)。水を優待品に選ぶと、総合利回りは約7%になります。2位に挙げた電業社機械製作所(東2・6365)の優待品は静岡茶。なかなかおいしいお茶で、私は日本茶が好きなので気に入っています。

「雑貨&日用品」の1位の日本製紙(東1・3863)は、優待で質のいいティッシュやトイレットペーパーなどがもらえます。バブル期に高値で買って大きな含み損がある銘柄なんですが、それでも優待品が届けばうれしいものです。

DCMホールディングス(東1・3050)の優待でもらえるキッチン用品や掃除用品などのグッズも普段の生活に役立ちます。

「ホテル&レジャー」は、利回り面でサンリオ(東1・8136)を1位に。半年ごとにもらえるテーマパーク優待券3枚を大人1人+子供2人の入場料で換算すると、優待利回りだけで約10%になります。私はテーマパークに行きませんが、優待券を友人にプレゼントすると大変喜んでもらえます。

注:データは2018年1月5日時点。同内容の優待が年2回ある場合、1回分の内容を表記

自分で優待をよく使うのはルネサンス(東1・2378)。スポーツジムではタオルやシューズも借りられます。運動で気持ちいい汗を流すのも一つのレジャーですね。

■2月の権利確定銘柄

では最後に、株主優待ブログ「毎日優待三昧2」が人気の個人投資家rika氏が厳選した「2018年2月に入手できるお得銘柄」を紹介しよう。2018年2月中に割当基準日を迎える銘柄だ(なお、2018年2月末が割当基準日の場合、優待を得るための最終売買日は、2月23日になる)。銘柄選択の際の参考にしてほしい。

注:データは1月5日時点。同内容の優待が年2回ある場合、1回分の内容を表記。利回りの――は算出不能を示す

(日経マネー 小谷真幸)

[日経マネー2018年3月号の記事を再構成]

日経マネー 2018年3月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 730円 (税込み)


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