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腰痛の原因は「利き尻」 痛くならない座り方、立ち方

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NIKKEI STYLE

日経ヘルス

「利き手」があるように、お尻にも、いつも体重をかけてしまう「利き尻」がある。これが骨盤の傾きを招き、腰痛、ぎっくり腰などにつながるという。また、長時間座り続けて、いざ立とうとすると腰が重いのは、骨盤のゆがみがリセットされないままだから。利き尻による悪影響を最小限に抑える座り方、骨盤と肩甲骨のゆがみをリセットする立ち上がり方を紹介しよう。

【ラクに猫背が改善、腰が痛くならない座り方】

座っているとき、左右のお尻には均等に体重が乗っていると思うだろう。しかし、パーソナル・トレーナーの伊藤和磨さんは「すべての人は、片側のお尻に偏って座っている。それを『利き尻』と呼んでいる」と言う。利き尻に体重を乗せ続けることが、腰痛やぎっくり腰、坐骨神経痛、猫背の原因というのだ。

まず、自分の利き尻がどちらかをチェックしよう。両手を水平に伸ばし、それぞれに上体をスライド。より遠くに伸ばしやすいほうが利き尻だ。「多くの人は右が利き尻。右足を上に組んで座る人が多いのは、そのことを示唆している」と伊藤さん。

利き尻に偏って座ると、骨盤が傾いて背骨もゆがむから問題になるそうだ。「のべ3万人以上のクライアントを見てきた経験から、利き尻側は坐骨神経痛を患いやすく、同側の腰も椎間板ヘルニアのリスクが増大するようだ」(伊藤さん)

下の写真は、左右の坐骨に均等に荷重して座れるよう、伊藤さんが推奨する座り方。「足を前後に開くだけで上体の安定性が増し、肩や腰の緊張が緩和。ひざや腰に負担をかけずにスムーズに立てる。シンプルでも大きな変化をもたらすので身に付けてほしい」(伊藤さん)

【骨盤と肩甲骨のゆがみをリセットする立ち上がり方】

多くのデスクワーカーを見てきたKIZUカイロプラクティックグループ代表院長の木津直昭さんは、「一見、背すじを伸ばしているようだが、骨盤だけ後傾している人を多く見かける。この骨盤後傾の座り姿勢を長時間続けていると、体に染みついてしまい、立っても寝てもその姿勢が改善されない。その結果、腰痛、肩こりのほか、あおむけで寝られないといったトラブルにもつながる。立ったときに、ひざが曲がったままになっているから、ひざの痛みにつながることも」と話す。そこで、木津さんが考えたのが、立ち上がるときに、骨盤と肩甲骨のゆがみを一気にリセットするメソッドだ。

「軽く両手の甲でお尻の中央をさすり上げながら、立ち上がるといい。手で骨盤を後ろから軽く押すため、骨盤の傾きが正しくなる。さらに、手を後ろに回すから、肩甲骨の間が寄って猫背をリセット。そのため、腰が立って胸が開いた美しい立ち姿勢になる」と木津さんは話す。

さらに、手の甲をお尻に当てたままの姿勢で歩くと、リセット効果がさらに高まるという。また、座ったまま、さすり上げてもリセット効果はある。やりやすい方法を、習慣にしよう。

伊藤和磨さん
 「恵比寿・腰痛改善スタジオMaro's」代表。パーソナル・トレーナー。プロサッカー選手として活躍後、腰痛のため引退。姿勢や呼吸、体の使い方を見直して、腰痛を根本から改善する指導を行う。著書多数。
木津直昭さん
 KIZUカイロプラクティック グループ代表院長(東京都中央区)。「スマホ症候群」を提唱し、ストレートネック研究も行う。雑誌、テレビなどメディアにも多数出演。「行動姿勢研究会」を設立し、企業向けに座り方セミナーなどを開催。著書に『究極の座り方』(文響社)など多数。

(小道具協力:My house RENTAL)

(日経ヘルス 羽田光、写真 鈴木宏、モデル 津山祐子、ヘア&メイク 依田陽子、スタイリング 椎野糸子、イラスト 三弓素青)

[日経ヘルス 2018年1月号の記事を再構成]

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