スイスの高級時計ブランド、ユリス・ナルダンは、「フリーク」コレクションで初の自動巻き腕時計として「フリーク ビジョン」を発表した。
わずかな腕の動きも逃さずに活用する「グラインダー」自動巻きシステムを採用した。既存システムの2倍の効率性を備えるという。
超軽量シリコン製テン輪(時計の心臓部、テンプを構成するリング状の部品)やボックスドーム型のクリスタルを用いて、ケースを一段とスリム化した。
時刻表示には「フリーク」方式を採用。重力による誤差を修正する「フライングカルーセル」が自らの軸を中心に回転する。
■ダイバーディープダイブ
「ダイバー」コレクションでは、水深1000メートル防水の「ダイバーディープダイブ」を発表した。ヘリウムガスを使って超大深度に潜る「飽和潜水」にも対応、時計内部に入り込んだヘリウムを外部に逃がすための「ヘリウムリリースバルブ」などを備えたプロ仕様。サメをモチーフにしたデザインで、文字盤やケース裏側にはシュモクザメの装飾を施した。
■クラシコ ジェイド
女性向けでは、スチール製ウオッチ「クラシコ ジェイド」5本を「クラシック コレクション」に追加した。直径37ミリメートルのマザーオブパール文字盤の左下に、ダイヤモンド10粒で渦を巻く波を表現。さらに、ステンレス製ベゼルに76粒のダイヤモンドを配置したモデルを用意した。