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スマートスピーカーと音楽配信 無料プランでも楽しく

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NIKKEI STYLE

2017年末からにわかに盛り上がりをみせているスマートスピーカー。様々な機能の中で、最もわかりやすいのが音楽再生機能だろう。「○○をかけて」というだけで音楽が流れ出すのは楽しい体験だ。ただ種類によって利用できる音楽ストリーミングサービスは異なる。各社の対応状況がまちまちで、どのスピーカーがどのサービスに対応しているかがわかりにくい。そこでグーグル、アマゾン・ドット・コム、LINEのスマートスピーカーでどんな音楽ストリーミングサービスが使えるかを整理してみた。その結果、スマートスピーカーならではの楽しみ方もみえてきた。

「日常のBGM」的な使い方が向く

この記事ではAmazon Echo、Google Home、Clova WAVE、そしてまだ発売されていないApple HomePod、それぞれに対応する音楽ストリーミングサービスとその特長を整理してみる。

音楽ストリーミングサービスを比較するとき、聴ける音楽の曲数を比較する場合が多いが、現時点ではAmazon Music UnlimitedやGoogle Play Music、Spotify、AWA、LINE MUSICといったオンデマンド型のサービスは、いずれも4000万曲以上を提供しているとしている。

もちろんサービスによってある曲、ない曲の違いはある。だが、スマートスピーカーの場合は、それをあまり重視しなくてもいいだろう。声で操作するスマートスピーカーは、一曲一曲指定して再生するよりも、プレイリスト再生やジャンル再生といった「日常のBGM」的な利用に適しているからだ。

実際、今回試用しながら改めて気づいたのは、Spotifyのフリープランや、アマゾンのプライム会員なら追加料金なしで使えるPrime Musicなど、曲数が少なかったり、使い方が限定されるプランでも、スマートスピーカーでの音楽再生であれば意外に満足できる、ということだった。

雰囲気に合わせて「ジャズをかけて」「ラテンを流して」とジャンルを呼びかけたのだが、なかなか気の利いたプレイリストを再生してくれた。スマホなどで「聴きたい曲を選んで聴く」には物足りないとしても、日常のBGMとしてスマートスピーカーから「適当な曲を流し続ける」という用途なら、無料プランでも十分という人も多いのではないか。

それを踏まえて、現時点でそれぞれのスマートスピーカーがどんな音楽ストリーミングサービスに対応しているかをみていこう。

Amazon Echoは自社サービスとdヒッツ

Amazon Echoに対応する音楽ストリーミングサービスは、同社が提供する「Music Unlimited」と「Prime Music」、レコチョクの「dヒッツ」だ。海外ではSpotifyとの連携も可能だが、日本国内では未対応。アマゾンは対応予定としているが時期は未定だ。

「Amazon Echoでもスマホでも、とにかく音楽を楽しみたい」人が選ぶなら、Music Unlimited一択だろう。費用は「個人プラン」で月額980円(プライム会員であれば月額780円と200円ディスカウントされる)。最大6人まで登録可能な「ファミリープラン」も月額1480円で提供されている。月額380円の「Echoプラン」もあるが、利用できるのは登録したEchoのみという点には注意が必要だ。

すでにプライム会員の人が「追加料金なしでとりあえずAmazon Echoで音楽を流してみたい」なら、Prime Musicもおすすめだ。カタログ数は100万曲と少ないが、広告やスキップ制限もなく、メジャーなアーティストやヒット曲も多数含まれている。日常のBGMとしては十分かもしれない。

dヒッツは「日本のヒットチャートをラジオ的に楽しみたい」人向けか。曲指定再生できる曲を毎月10曲ずつ追加できるものの基本的にはプレイリスト再生となるのだが、月額500円と安く、Mr.Childrenや桑田佳祐、Perfume、星野源など邦楽人気アーティストの曲を多数扱っている。プレイリスト再生のみというのも、BGM的な利用に適しているスマートスピーカーでのリスニングを考えれば大きなマイナスではないだろう。

Google Homeはロッカー機能を持つサービスも

Google Homeは、同社が提供する「Google Play Music」、音楽ストリーミングサービスの元祖ともいえる「Spotify」、サイバーエージェントエイベックスが共同で設立した国産サービスの「AWA」が利用できる。

Google Play Musicは、月額980円の「個人プラン」、月額1480円の「ファミリープラン」(最大6人まで)を用意している。魅力は、最大5万曲をアップロード可能な「ロッカー機能」を備えている点だろう。サービス上は提供されていない楽曲でも、手持ちの音源ファイルをPCからアップロードして自分のカタログに追加できる。

このロッカー機能はGoogle Play Musicにアカウント登録すれば、有料プランに加入していなくても利用できるので、ストリーミング再生可能な無料オンラインストレージとしても活用でき、Google Homeでの再生も可能だ。

インターフェースや独自のプレイリストに定評のあるSpotifyは、月額980円の個人プランと月額480円の学割プランを用意。海外では利用できるファミリープランは日本国内では提供されておらず、ロッカー機能もない。ただSpotifyはフリープランを用意している。PCやタブレットでは音声広告の挿入と月15時間までの時間制限、スマホでは曲指定のできないシャッフル再生と1時間に6回までのスキップ制限、音声広告の挿入といった制約はあるものの、4000万曲のカタログをフル尺で楽しむことができる。フリープランでもGoogle Homeと連携し、音声での音楽再生が可能だ。テストした段階では、Google Homeでの再生中に広告が挿入されることはなく、日常のBGMとして十分に満足できた。

AWAはGoogle Homeアプリに登録できるものの、現時点では音声による操作はできず、スマホのAWAアプリを操作してGoogle Homeスピーカーから再生(キャスト)することになる。料金プランは個人向け月額960円と、1曲につき90秒間までの再生が可能なフリープランの2種類。イコライザー機能や、自作プレイリストの共有を前面に押し出すなど、独自の楽しみ方を提供しているのが特長だ。

Clova WAVEにはLINE MUSIC

LINEのClova WAVEに対応するのは、同社が提供するLINE MUSIC。個人プランは月額960円、学割プランは月額480円で、ファミリープランは設けられておらず、ロッカー機能もない。

音楽ストリーミングサービスとして際立った特徴があるわけではないが、LINEのトーク内で音楽を共有したり、LINE通話の呼び出し音や着信音に設定できる「LINE着うた」機能、楽曲をプロフィル欄のBGMに使用できるなど、自社メッセンジャーアプリとの連携がユニークだ。

Apple Musicは未発売のHomePod

国内利用者が多いApple Musicだが、現時点では対応するスマートスピーカーは販売されていない。2018年2月に米国、英国、オーストラリアでの発売が予定されているApple HomePodが初対応のスマートスピーカーになりそうだ。HomePodは予定価格349ドルと他社スマートスピーカーに比べ高額だが、「Apple Music」に最適化された音楽ストリーミング時代のホームスピーカーという位置づけとなっており、音楽リスニング体験を重視する方には本命といえそうだ。

Apple Musicは月額980円の個人プラン、月額480円の学割プラン、月額1480円のファミリープランと、フリープランはないものの多様な料金プランを用意している。ロッカー機能もあり、最大10万曲のアップロードが可能だ。

「思い切って乗り換え」もあり

各社スマートスピーカーに対応した音楽ストリーミングサービスをみてきた。各スマートスピーカーの対応状況は、あくまでも執筆時点のものであり、将来的にはもっと多くのサービスに対応していくと思われる。

しかし現時点では、競合スマートスピーカーを提供する他社サービスとの連携にはまだまだ消極的なことを考えると、スマートスピーカーを軸にサービスを選択するのは時期尚早というのが実感だった。スマホの使用感を最優先に考え音楽ストリーミングサービスを選び、それに合ったスマートスピーカーを手に入れるという流れがいいだろう。

とはいえ、気軽に乗り換えられるのも音楽ストリーミングサービスの利点。利用したいスマートスピーカーにあわせて、思い切って乗り換えてみるのも手だ。乗り換えとまではいかなくても、無料お試し期間を利用して、スマートスピーカーでの使用感を試しつつ、スマホでのルック&フィールを確かめてみるのもいいだろう。

(ライター 相馬拓郎=ネオローグ)

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