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ポイント賢者への道

家賃・敷金、カード払いで 獲得ポイント年1万円も ポイント賢者への道(46)

NIKKEIプラス1

2018/1/24

PIXTA

 これから4月にかけては引っ越しで新居を探す人が増えます。賃貸住宅選びで知っておきたいのが、家賃や敷金をクレジットカードで支払えるケースが増えていることです。月々の生活費の中でも家賃は特に多額になります。カードで決済できれば、大量のポイントを獲得できます。

 家賃の支払いは従来、振り込みなどに限られていました。最近では新規の入居者を対象に、カード決済に対応する不動産仲介業者や家主が増えています。

 不動産情報サイトを見ると、立地や間取りなどの基本条件のほかに、「カード決済可」という項目を条件の一つとして加える例が目立ちます。例えば「ホームズ」「いい部屋ネット」「SUUMO」などのサイトでチェックを入れて検索すると、対象物件が現れます。複数の仲介業者がその物件を扱っている場合、カード決済に対応する業者だけが表示されます。

 全国賃貸管理ビジネス協会の調べによると、賃貸住宅の家賃は、間取り3部屋の全国平均で約6.6万円(2017年12月)です。年間合計では約80万円になります。ポイント還元率1%のカードで決済すれば、年8000円相当のポイントを獲得できます。

 入居時には多くの場合、家賃2カ月分の敷金、1カ月分の仲介手数料などの初期費用がかかります。これだけで約20万円です。家賃と合わせてカードで決済できれば、入居後1年間で約1万円相当のポイントがたまる計算です。

 家賃のカード決済は今のところ、新規入居者を募るための特典という位置づけです。住人が途中からカード決済に変更したいと頼んでも対応してくれない場合が多いようなので、契約する前に確認しましょう。次回は分譲マンションに関連する費用のカード決済について取りあげます。

菊地崇仁
 北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2018年1月20日付]

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